デジカメは「イベント」、iPhoneは「日常」。カメラの使い分けを聞くアンケートより

〜ニコンCOOLPIX S1200pj「つないで楽しもう! キャンペーン」にちなんだ調査

 株式会社ニコンイメージングジャパンは31日、「コンパクトデジタルカメラとiPhoneのカメラ機能の写真に関する実態調査」について、調査結果を公開した。デジタルカメラとiPhoneの使い分け、写真の共有方法などについて聞いている。

COOLPIX S1200pj

 9月22日発売のプロジェクター内蔵コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S1200pj」のキャンペーンにちなんで企画された調査。iPhoneのカメラ機能で写真を撮る頻度が月1回以上、およびコンパクトデジタルカメラで写真をとる頻度が月1回以上の20〜39歳の男女500名を対象としている。調査期間は9月30日〜10月3日。

 デジタルカメラを使用するシーンは、「国内旅行」が90%、「日常生活」が66%、「結婚式」が64%、「海外旅行」が64%、「夜景」が62%。iPhoneのカメラ機能を使用するシーンについては、「日常生活」が92%。次いで「飲み会」が58%となった。「国内旅行」は56%。以下、「デート」(45%)、「イベント・コンサート」(31%)となっている。

 「友人・知人・家族などまわりの人への共有方法」という質問では、「デジタルカメラで撮影した写真」の場合、「写真を一緒に見る」(機器本体やPC、現像した写真などで)が74%でトップ。以下、「写真を現像(印刷)して渡す」(58%)、「写真のデータを渡す・送る」(53%)、「WEB上(SNS・ブログなど)に写真を公開する」(35%)の順となっている。

 一方「iPhoneのカメラ機能で撮影した写真」の共有方法は、同じく「写真を一緒に見る」が73%でトップ。「写真のデータを渡す・送る」は61%と高く、「WEB上(SNS・ブログなど)に写真を公開する」という人も47%と、デジタルカメラでの撮影した写真に対して高い回答を得ている。ただし、「写真を現像(印刷)して渡す」は15%と低い。

 「最もその写真の魅力が伝わると思うもの」との質問のトップは、「写真を一緒に見る」で53%。

 理由は「写真を撮った時の状況を話しながら見られるため(33歳・男性)」、「その場で一緒に写真を見ながら、おしゃべりするのが楽しいから(39歳・女性)」、「思い出話に花が咲くから(36歳・女性)」などの意見があがった。

 ニコンでは、COOLPIX S1200pjの購入者を対象とした「つないで楽しもう! キャンペーン」を9月22日から実施中。COOLPIX S1200pjを購入し、カスタマー登録をすると、Dockコネクターケーブルがもらえる。

 iPhone、iPad、iPod touchとCOOLPIX S1200pjを接続できるケーブルで、iPhoneなどに保存したコンテンツをCOOLPIX S1200pjのプロジェクター機能を介して投影が可能。期間は12月31日まで。



(本誌:折本幸治)

2011/10/31 17:06