パナソニック、マイクロフォーサーズ準拠「LUMIX DMC-G10」を国内発売
LUMIX DMC-G10 |
パナソニックは、マイクロフォーサーズシステム規格のレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-G10」を18日に発売する。標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」を同梱するレンズキット「LUMIX DMC-G10K」のみをラインナップする。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後の見込み。ボディカラーはブラックのみとなる。
3月7日に「LUMIX DMC-G2」とともに海外で発表したモデル。DMC-G2は4月28日に国内で発売したが、DMC-G10については「市場を慎重に見ながら判断したい」として国内投入を見合わせていた。今回、より低価格のモデルを発売することで「コンパクトデジタルカメラからのステップアップユーザーに気軽に使って欲しい」(広報部)としている。
DMC-G10はボディのみの重量が約336gで、ファインダーを搭載するレンズ交換式デジタルカメラでは世界最軽量を謳う。上位モデルとなるDMC-G2との機能面での主な違いは、液晶モニターのフリーアングル機構の省略、タッチパネル機能の省略、EVFの解像度を144万ドット相当から約20.2万ドット(いずれもフィールドシーケンシャル方式)にしたことなど。
動画記録は1,280×720ピクセル、30fpsでDMC-G2と同じ。ただし、DMC-G2にあったAVCHD Liteでの記録はできずMotion JPEG形式のみとなる。
そのほかの主な仕様はDMC-G2と共通となっている。
撮像素子は4/3型有効1,210万画素Live MOSセンサー。超音波振動によるゴミ除去機能を備える。感度はISO100~6400。画像処理エンジンは「ヴィーナスエンジンHD2」を採用し、超解像技術による画質向上が利用できる。連写速度は3.2コマ/秒。
画質調整機能「フィルムモード」や「マイカラーモード」も備える。また、カメラが被写体を自動でシーン判別する「おまかせiA」も搭載した。
液晶モニターはアスペクト比3:2の3型46万ドットTFT。ポップアップ式ストロボも備える。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約380枚。
本体サイズは124×74×83.6mm。同梱レンズ、バッテリー、メモリーカードを含む重量は約558g。
CP+2010で参考出品していた |
2010/6/4 15:17