ニコン、フィールドスコープ用デジタル一眼レフアタッチメント


 ニコンは、フィールドスコープにデジタル一眼レフカメラを接続するアタッチメント「FSA-L2」を8月28日に発売する。価格は9万3,450円。

FSA-L2「EDGフィールドスコープ85」と「D700」を組み合わせた使用例

 同社のフォールドスコープ「EDG」(エッジ)シリーズ専用のデジタル一眼レフカメラアタッチメント。アタッチメントに内蔵した3.5倍のズーム機能を利用した超望遠撮影が可能。3.5倍のズームを搭載したのは世界初としている。すべての構成レンズに多層膜コーティングを施した。

 対応するカメラは、D3X、D3、D2XS、D2X、D2HS、D2H、D700、D300S、D300、D200、D100、D90、D80、D70S、D70、D60、D50、D40X、D40、D5000、D3000。

 「EDGフィールドスコープ85」または「同85-A」で使用した場合の焦点距離は500~1,750mm(FXフォーマット)、750~2,625mm(DXフォーマット)。開放F値はF5.9。

 「EDGフィールドスコープ65」または「同65-A」で使用した場合は400~1,400mm(FXフォーマット)、600~2,100mm(DXフォーマット)相当で撮影できる。開放F値はF6.2。

 ピント合わせはフィールドスコープでのMFとなる。撮影モードは、絞り優先AEまたはマニュアル露出が使用可能。測光方式は中央部重点測光のみとなる。FXフォーマットで使用した場合、短焦点域でケラレが発生する。なお、絞り値と焦点距離はズーム位置で異なるが、カメラの表示とExifには、F13、焦点距離800mmと表示される。

 サイズは62×150mm(最大径×全長)、重量は435g。



(本誌:武石修)

2009/7/30 16:34