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最大撮影倍率1.5倍を実現 LAOWA初の望遠マクロレンズ

「180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APO」 特定マウントでAFが可能

キヤノンEFマウント用

株式会社サイトロンジャパンは、最大撮影倍率1.5倍の望遠マクロレンズ「LAOWA 180mm F4.5 1.5x Ultra Macro APO」を11月7日(金)に発売した。

LAOWAブランド初のテレ(望遠)マクロマクロレンズ。35mmフルサイズのイメージサークルに対応する。最短撮影距離は300mm。一般的な等倍(1倍)を超える撮影倍率1.5倍での撮影が可能。

対応マウントは、キヤノンRF、キヤノンEF、ソニーE、ニコンZ、Lの5種類。そのうち、キヤノンEF、ソニーE、ニコンZマウント用では、1.5m~無限遠までのAFにも対応する。

レンズ構成は9群12枚。近接撮影時にも画面全域でシャープな画像が得られるとしている。軸上色収差と倍率色収差を抑えるアポクロマート設計でもある。

1.5m以内の撮影ではMFモードで精密なマクロ撮影が可能。フォーカスリングを無限遠方向にクリック位置まで回すとAFモードとなる。また、MF操作時のワーキングディスタンスは最短147.6mm。

ソニーEマウント用
提供:株式会社サイトロンジャパン
提供:株式会社サイトロンジャパン
  • 対応マウント:キヤノンRF、キヤノンEF、ソニーE、ニコンZ、L
  • 対応フォーマット:35mmフルサイズ
  • 焦点距離:180mm
  • 絞り範囲:F4.5~F32(MF)、F4.5~F22(AF)
  • レンズ構成:9群12枚
  • 絞り羽根枚数:9枚
  • 最短撮影距離:300mm
  • 最短ワーキングディスタンス:147.6mm
  • 最大倍率:1.5倍
  • フィルター径:62mm
  • 外形寸法:67.6×88.4mm(キヤノンEF)、67.6×134.4mm(ソニーE)
  • 質量:484g(キヤノンEF)、521.6g(ソニーE)
  • 価格:10万5,000円前後
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。