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キヤノン、RF/EFレンズシリーズ累計本数が世界最多の1億7,000万本に

キヤノンは10月22日(水)、RFおよびEFレンズシリーズの累計生産本数が1億7,000万本に到達したと発表。カメラ用交換レンズとして世界最多を更新した。

1987年に宇都宮工場でEFレンズの生産を開始して以来、1995年に1,000万本、2009年に5,000万本、2014年に1億本を達成。宇都宮をはじめ、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノン、宮崎キヤノンの5拠点でこれまで生産したEFレンズ、EF-Sレンズ、EF-Mレンズ、EFシネマレンズ、RFレンズ、RF-Sレンズ、RFシネマレンズ、エクステンダーの累計本数となっている。

1億7,000万本目となったのは「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」。2024年11月に発売したRFマウントのズームレンズで、静止画/動画のハイブリッド用途を想定したモデルだ。

レンズラインアップの拡充を進める同社は、2003年から22年連続でレンズ交換式デジタルカメラのシェア世界1位を維持。「独自の映像技術に磨きをかけ、レンズラインアップをさらに強化・拡充することで、新たな映像領域を切り開き、写真・映像文化のさらなる発展に貢献していきます」とコメントしている。

本誌:宮本義朗