ニュース
夜空の星を見やすくする眼鏡「星群Glass」
被写界深度の強化や光害の低減など
2025年7月29日 13:17
株式会社ケンコー・トキナーは、光害の軽減や星の視認をアシストするメガネ「Kenko × 伊藤光学 星群Glass」を7月25日(金)に発売した。
眼鏡レンズ専門メーカーの伊藤光学工業と共同開発したメガネ。伊藤光学工業が開発した「ESレンズ」(調整力アシスト眼鏡レンズ)を採用する。
眼鏡レンズとして世界で初めて「被写界深度延長設計」を取り入れており、被写界深度を深くすることにより、広い範囲にピントが合うのが特徴。これにより、目が細かなピント調整をしなくても鮮明な視界が得られ、星空観察や流星群の観察に最適だという。
また、レンズ自体の分光特性により、屋外照明に使われるLEDや高圧ナトリウムランプの青色光を約10%、黄色・オレンジ色の光を約25%軽減可能。光害の原因となるこれらの光を抑えることで、オレンジ色に染まった夜空なども、より自然な色合いで再現できる。
加えて、伊藤光学工業の「ULTRA LOW REFLECTION」コーティングが施されており、業界最高水準の超低反射を実現。視感透過率は83%程度と高く、星空観察だけでなく昼夜ともに車の運転などにも使用できる。
オーバーグラスタイプのフレームを採用しており、普段使いの眼鏡の上からでも装着できる。
- レンズ寸法:65mm
- テンプル長さ:140mm
- フレーム素材:TR-90(プラスチック)
- レンズ:視力補正用単焦点レンズ(プラスチック:ULRコート)
- 視感透過率:83%
- 外形寸法:160×175×50mm
- 重量:約33g
- 付属品:セミハードケース、ソフトフレームケース
- 価格:1万7,600円