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【CP+】カールツァイス、5月国内発売の一眼レフ用レンズ「Otus 1.4/55」を展示

※2月15日(土)のCP+2014は、悪天候のため開催が中止になりました。2月16日(日)は通常通りの開催が予定されています。

 コシナのフォクトレンダーブランドと並んでブースを構えるカールツァイスは、コシナとカールツァイス・ジャパンの共同出展。新製品としては、一眼レフ用MFレンズのOtus、ミラーレス用AFレンズのTouitが並んでいた。

 一眼レフ用MFレンズの「Otus」は、35mmフルサイズ対応の高画質シリーズ。2月13日に「Otus 1.4/55」(キヤノン用のZE、ニコン用のZF.2)の国内発売が発表され、発売時期は5月、価格は税抜42万5,000円とアナウンスされた。海外では発売済み。

国内発売前のOtus 1.4/55をカウンターで手に取れる
カットモデル

 APS-Cミラーレス用のAFレンズ「Touit」シリーズは、3月下旬の発売が決まったマクロレンズ「Touit 2.8/50M」を手に取れた。同シリーズはいずれもソニーEマウント用、富士フイルムXマウント用をラインナップする。

Touit 2.8/50M。左からXマウント用、Eマウント用
Xシリーズへの装着例
Touit 2.8/50Mはマクロプラナー銘、フィルター径52mm、フードは1.8/32と共用であることがわかる。日本製

 カールツァイスレンズは、TouitおよびOtusシリーズから製品外観に新しい意匠を採用している。無用な凸凹を設けない形状、プライムレンズのインデックスと同じく、視認性に配慮した黄色い文字と、ドイツの工業規格に準拠したという書体の採用などがある。

 シリーズ名の由来は、ラテン語で「Touit」が小型で動きの機敏なオウムの属名、「Otus」が夜行性で眼のいいイメージを持つフクロウの類を示す。いずれもシリーズコンセプトを反映したネーミングという。

Touitのタッチ&トライでは新しいマクロレンズに合う被写体も用意
シネマレンズ、コンパクトプライムに関する展示もあった

(本誌:鈴木誠)