日本写真家協会、写真展「生きる」-東日本大震災から一年-を開催


 公益社団法人日本写真家協会は、写真展「生きる」-東日本大震災から一年-を開催する。東京会場は3月2日から、仙台会場は3月27日から。会場は東京が富士フォトギャラリー新宿、仙台が仙台市博物館ギャラリー。

 東日本大震災復興支援事業として協会が実施する写真展。写真展だけではなく、写真集としても作品をまとめる。写真集は被災地の青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の各公立図書館と国公立大学413箇所、全国の都道府県立図書館に寄贈するという。

 3月11日の東日本大震災発生以降、あらゆるメディアが被災地の現状を次々と克明に伝えています。そこではメディアに係る写真家たちの活躍は目を見張るものがありました。協会では、4月末に富士フイルムフォトサロンで東日本大震災チャリティー写真展を開催。売上金を朝日新聞厚生文化事業団を通して、被災地に贈りました。被害状況を世界中の写真家が取材した写真展や写真集での発表が増え、写真による記録の意義や役割を世間に知らしめる働きがありました。そこで協会では、写真で何ができるかを検討した結果、被災から1年後の平成 24 年3月に写真展の開催と写真集の出版を行うことにしました。(写真展情報より)

・東京会場
  • 会場:富士フォトギャラリー新宿
  • 会期:3月2日〜3月15日
  • 時間:10時〜18時(木・金曜日20時まで)
  • 休館:会期中無休
・仙台会場
  • 会場:仙台市博物館ギャラリー
  • 会期:3月27日〜4月8日
  • 時間:9時〜16時45分(初日のみ12時から)
  • 休館:月曜日



(本誌:折本幸治)

2012/3/1 14:54