岡嶋和幸の「あとで買う」

1,432点目:描画領域の拡大と小型化を両立した板タブ

ワコム「Intuos Pro」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ワコム「Intuos Pro」

1,341点目でワコム1,372点目でXPPenの液晶ペンタブレットを紹介しましたが、本日は液タブではなく板タブです。ワコムのフラッグシップモデルで、従来品より機能性などが強化されています。

読み取り範囲も広げられていて、それなにの本体サイズはコンパクト。作業エリアはパソコンのモニターに合わせて16:9になっています。USB接続に加え、2台のPCとのBluetooth接続が可能になるなど、環境に合わせて柔軟に活用できそうです。これまで以上に出番が増えるでしょう。

3サイズがラインアップされていて、販売価格はスモールが4万1,580円前後、ミディアムが6万2,480円前後、ラージが8万2,280円前後です。どれにするか悩ましいのですが、大は小を兼ねるとはいえ、迷ったときは真ん中のミディアムから始めてみましょうか。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。