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富士フイルム「チェキ」の累計販売台数が1億台を突破
2025年4月8日 15:02
富士フイルム株式会社は4月8日(火)、インスタントフォトシステム「instax(インスタックス)」(愛称:チェキ)の累計販売台数が1億台を突破したと発表した。
1998年の発売以来、時代の変化に合わせてトレンドや最新技術を取り入れた商品開発で進化を続け、現在では世界100か国以上で展開するグローバルブランドに成長。撮影後すぐに写真プリントが手に入るアナログ感覚は、むしろデジタル世代の若者を中心に新鮮な体験として受け入れられ、世界100か国以上で展開するグローバルブランドへと成長したという。
現在は「ミニ」「スクエア」「ワイド」の3種類のフィルムフォーマットを基に、従来のアナログタイプ、デジタル機能を備えたハイブリッドモデル、スマホと連携するプリンター、手のひらサイズの小型機種などの製品を展開。入門機からこだわり派向けの本格機種まで、幅広い層に対応しているという。
「チェキ」のグローバルタグライン「don't just take, give.(とるだけじゃない、あげたいから。)」が示すように、このカメラは「写真を撮って共有するコミュニケーションツール」としての側面も持つ。この特性を生かし、イベント用アプリ「instax Biz」でビジネス用途への展開も進めている。
ゲーム、スポーツ、音楽分野とのコラボレーションも展開し、新たなユーザー層の開拓を図っているという。同社では「写真の持つ無限の可能性を追求し、その場でプリントが楽しめるinstaxの世界を広げていく」としている。