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ズームしながらの被写体追従が可能になったスマホ向けジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」
Apple Watchからの操作も
2025年1月16日 22:00
Insta360Japanは、スマートフォン向けのジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」を1月16日(木)に発売した。カラーはストーングレーとサミットホワイト。
価格は通常版が2万1,900円、マグネット式スマートフォンマウント、ライトおよびUSB Type-Cケーブルが付属するクリエイターキットは2万6,900円。
従来機から進化したAIトラッキング機能「ディープトラック4.0」を搭載。被写体を自動で追従し、最大15倍までズームインしながらの撮影が可能となった。複数人を同時に追従する機能も備え、グループ撮影時の自動フレーミングも行える。
さらに、黄金比に基づく構図を自動でガイドする新機能「プロフレーミンググリッド」を搭載。専用アプリ上で9分割されたグリッドからフレームを選択すると、AIが被写体の位置と構図を分析し、最適な映像を自動で作り出すという。
撮影の自由度を高める「フリーティルトモード」も特徴の1つ。縦横の移動やアングル調整を組み合わせることで、映画のようなダイナミックな映像表現ができるという。360°の無制限回転に対応し、スポーツなど動きの速い被写体の追跡撮影でも瞬間を逃さない設計としている。
iOSアプリなどからジンバルを操作できるApple DockKitに対応し、iPhoneの純正カメラアプリをはじめ、Blackmagicなど200以上のサードパーティ製アプリと連携。写真やスローモーション撮影など、幅広い用途で活用できる。高画質規格のDolby VisionとApple ProResをサポートし、プロユース向けの映像制作にも対応できる。
また、本体に内蔵されたミラーで自撮りをサポートするほか、Apple Watchを使った遠隔操作機能も備える。
バッテリーは内蔵式(1,100mAh)で、約10時間の連続使用ができる。
外形寸法は121.1×282×54mm(展開時)、97.9×178.4×36.7mm(収納時)。重量は約357g。