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被写体追尾が可能なスマホジンバル「Insta360 Flow 2」

独自のモジュール「AIトラッカー」対応の廉価モデル

Insta360 Flow 2(ストーングレー)

Insta360Japan株式会社は6月26日(木)、スマートフォン用の折りたたみ式ジンバル「Insta360 Flow 2」を発売した。上位モデルと同じくAIトラッカーによる被写体追尾に対応。それでいて廉価なモデルになっている。

1月発売の「Insta360 Flow 2 Pro」と異なり「Apple DockKit」のネイティブトラッキングには対応していないものの、Insta360の純正オプション「AIトラッカー」が利用可能。独自のAIトラッキング技術「Deep Track 4.0」により、被写体への追尾を可能としている。

ただし、Flow 2 Proで可能だったフリーティルトモードをはじめ、自撮りミラー、トラッキング対応リングライトなどは実装されていない。Insta360ではFlow 2 Proを「さらにこだわりたいクリエイター向け」としている。

折りたたみ機構や内蔵式の三脚は継承。バッテリー駆動時間は最大10時間。

スマートフォンをかざすだけで純正アプリの撮影画面にアクセスできるNFCワンタップ機能を装備。Androidユーザーなら、ジンバルを開くだけで、スマートフォンの標準カメラが起動するクイックランチ機能も利用できる。

通常版の価格は、Flow 2 Proより約7,000円安くなる見込み。

Insta360 Flow 2(サミットホワイト)

ラインアップ

  • 通常版:1万4,900円
  • AIトラッカーキット:15,950円

主な仕様

・ジンバル可動範囲:パン−210〜120°、ロール−207〜123°、ティルト−99〜231°
・対応スマートフォン:幅64〜84×6.9〜厚さ10mm、重量130〜300g
・バッテリー容量:1,100mAh
・駆動時間:最大10時間
・外形寸法:97.9×178.4×36.7mm(折りたたみ時)、121.1×282.1×54mm(展開時)
・重量:約348g(ジンバル本体)、約25g(マグネット式スマホクランプ)

本誌:折本幸治