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ポートレート向けAIレタッチソフト「Evoto」にiPad版が登場

ワイヤレステザー撮影に対応

株式会社Truesight Japanは、AIレタッチソフトウェア「Evoto」のiPad版「Evoto iPad」を12月16日(月)にリリースした。価格は無料。

ポートレート写真に特化した独自AIを搭載し、編集時間を大幅に短縮できるというレタッチソフト。PC版の「Evoto」では対応していないワイヤレステザー撮影が利用できるようになった。

スライドバー操作により、シミやニキビ、シワをレタッチできるほか、覆い焼き&焼き込みや周波数分離によるスキンレタッチにも対応する。

また、メガネの反射、歯列矯正器具、服のシワなどの細部をワンクリックで補正可能。ほつれ毛や背景の汚れ除去、空の置き換えもワンクリックで行えるという。

AIを活用した補正では、顔や体のパーツをリシェイプできるほか、一括同期や一括トリミングに対応する。

この他、RAW画像処理やHSL調整、ノイズリダクション、カラーマッチングなどにも対応。シーンやムードに合わせたフィルターを用意する。

PC版と同様、料金体系としてEvotoアカウントにチケットを追加する従量制を採用。PC版とアカウントは共有でき、iPad版で既存のチケットを利用できる。

また、定期購入の「年間定期購入プラン」と、有効期限2年の「2年チケットプラン」を用意。例えば、年間定期購入プランでは、800チケットで1万3,900円(ビギナー)、24,000チケットで20万9,000円(スタンダード・プラス)などがある。

2年チケットプランでは、200チケットが7,500円、3,600チケットが6万8,700円などを用意。2年チケットプランでは、サポートデバイスは2台のみだが、年間定期購入プランでは、コースによってサポートデバイスが1~5台の変動制となっている。

飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。