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AIレタッチソフト「Evoto AI」の一部機能が無料化

対象は「色補正」「手動補正」「トリミング&回転」

株式会社Truesight Japanは、AIを活用したフォトレタッチソフト「Evoto AI」(PC版)をアップデートし、最新バージョンの6.1を12月5日(金)に公開した。

プリペイドチケット式の従量制を採用したレタッチソフト。有料のチケットを消費して編集した写真を書き出せる。

付与されるチケットの枚数と有効期間に応じて、「年間定期購入プラン」や「2年チケットプラン」などの料金プランが用意されている。チケット1枚あたりの価格は、7.84~15.64円(年間定期購入プランの場合)。

今回のアップデートにより、有効期限内の「年間定期購入プラン」または「2年チケットプラン」の利用者に限り、対象の編集のみを行った画像について、チケットを消費せずに書き出せるようになった。

対象の編集機能は「色補正」「手動補正」「トリミング&回転」。iPad版の「Evoto AI」や「Evoto Instant」は対象外となっている。

「チケット消費なし」対象機能

色補正

  • AI色補正:自動色補正(AIカラールック、AIカラーマッチ、複数写真の色統一などを除く)
  • 写真全体の色補正:プリセット、フィルター、基本補正、トーンカーブ、HSL、カラーグレーディング、ディテール、グレイン、レンズ補正、ジオメトリ、キャリブレーション
  • マスクを適用した部分的な色補正:マスク作成、基本補正、トーンカーブ、HSL、カラーグレーディング、ディテール

手動補正

  • ゆがみ補正
  • 修復ツール:ブラシ、パッチツール、コピースタンプ

トリミング&回転

  • トリミング:トリミング、AI証明写真トリミング
  • 回転:回転、AI水平補正
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。