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フォクトレンダー「APO-LANTHAR 50mm F3.5」の発売日が決定
沈胴レンズのような「Type I」とストレート鏡筒の「Type II」 真ちゅう製モデルも
2024年8月28日 15:10
株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドの交換レンズ「APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type I」「同Type II」を8月29日(木)に発売する。
ともに焦点距離50mm・開放F3.5のコンパクトなライカMマウント交換レンズ。同じ光学系を採用する。「CP+2024」で参考出品されていた。
軸上色収差などを排除したアポクロマート設計を採用した「APO-LANTHAR」シリーズの1つであり、解像力やコントラスト再現性においても究極の性能を追求したとする。レンズ構成は6群8枚。うち4枚に異常部分分散ガラスを採用する。
APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type I
沈胴レンズを想起させるスタイリングが特徴。フォーカスも直進繰り出しタイプとなる(沈胴機構は非搭載)。カラーはツートン(11万5,500円)、マットブラックペイント(11万円)の2種類。
最短撮影距離は0.45m。距離計が連動する最短距離の0.7mにクリックが設けられている。
ツートンの表面はブラックペイントとクロームで、素材は真ちゅう。マットブラックペイントはアルミ素材を採用した。それぞれ本体と同一仕上げのフードおよびかぶせ式キャップが付属する。
- 焦点距離:50mm
- 口径比:1:3.5
- 最小絞り:F22
- レンズ構成:6群8枚
- 絞り羽根枚数:10枚
- 最短撮影距離:0.45m
- 外形寸法:φ52.0×45.0mm
- フィルターサイズ:φ34mm
- 重量:245g(ツートン)、150g(マットブラックペイント)
APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
回転繰り出し式のフォーカスタイプを採用するモデル。カラーはシルバー(11万円)とブラックペイント(10万4,500円)。外形寸法はType-Iと同じだが、フィルター径が34mmではなく39mmとなる。
最短撮影距離はType Iより短い0.35m。同じく0.7mにクリックがある。
梨地仕上げの黒い金属製のかぶせ式キャップが付属。ブラックには金属製のフードとキャップがつく。いずれも本体と同色のブラックペイント仕上げとなる。
- 焦点距離:50mm
- 口径比:1:3.5
- 最小絞り:F22
- レンズ構成:6群8枚
- 絞り羽根枚数:10枚
- 最短撮影距離:0.35m
- 外形寸法:φ52.0×45.0mm
- フィルターサイズ:φ39mm
- 重量:250g(ツートン)、175g(マットブラックペイント)