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コシナ、CP+2024の参考出品を予告。ミラーレスカメラ用の「75mm F1.5」、ライカM用にAPOの「50mm F3.5」など

株式会社コシナは2月20日(火)、カメラ・写真関連のイベント「CP+2024」において、計8製品を参考出展すると発表した。

今回は外観写真とスペックをお伝えする。いずれの製品も発売時期や価格は未定となっている。

NOKTON 75mm F1.5 Aspherical RF-mount

電子接点を備えるキヤノンRFマウント対応のMFレンズ。Exif情報の記録に対応する。絞り操作はマニュアルで、クリック切り替え機構を備える。最小絞りはF32で、絞り羽根は12枚。

レンズ構成は6群7枚。最短撮影距離は0.5m。最大撮影倍率は1:4.8。フィルター径は62mm。

外形寸法はφ74.0×71.9mm。重量は525g。専用フードが付属する。

NOKTON 75mm F1.5 Aspherical Z-mount

上記RFマウントと同等のスペックを持つニコン Z マウント用レンズ。電子接点を備え、Exif情報の記録に対応するほか、ピント合わせ補助機能として、フォーカスポイントの枠色変化やピーキング機能、カメラボタン操作による拡大が行える。ボディ内手ブレ補正も一部機種で対応する。

レンズ構成は6群7枚。最短撮影距離は0.5m。最大撮影倍率は1:4.8。フィルター径は62mm。

外形寸法はφ74.0×75.9mm。重量は530g。専用フードが付属する。

NOKTON 75mm F1.5 Aspherical E-mount

上記レンズのソニーEマウント用。こちらも電子接点を備え、Exif情報記録やフォーカスの拡大機能、レンズ補正選択、5軸ボディ内手ブレ補正機能(対象機種に限る)に対応する。そのほか、絞り操作についても同様となる。

レンズ構成も同様の6群7枚。最短撮影距離は0.55m、最大撮影倍率が1:5.5。フィルター径は62mm。

外形寸法はφ73.4×73.9mm。重量は515g。専用フードが付属する。

COLOR-SKOPAR 50mm F2.2 VM

コンパクトかつ高性能を特徴とするCOLOR-SKOPARシリーズに加わる50mm F2.2の標準レンズ。ライカMマウント互換のVMマウントを採用する。

絞り羽根は10枚、最小絞りはF16。

レンズ構成は6群7枚。最短撮影距離は0.5m(距離計連動は0.7mまで)。フィルター径は39mm。

外形寸法はφ51.4×30.0mm。重量は150g。専用フードが付属する。

APO-LANTHAR 50mm F3.5 VM

フォーカス時の繰り出し方式と鏡筒デザインが異なる2種類を選べる50mm F3.5レンズ。直進繰り出し方式を採用する“Type I”と回転方式の“Type II”を用意する。

いずれもライカMマウント互換のVMマウント用。

距離計連動は0.7mまで。絞り羽根は10枚、最小絞りはF22となる。

APO-LANTHAR 50mm F3.5 VM Type I

ツートン
マットブラックペイント

ツートンとマットブラックペイントの2色を用意。フォーカスは直進繰り出し方式を採用する。

レンズ構成は6群8枚。最短撮影距離は0.45m。最大撮影倍率は1:6.6。

外形寸法はφ52.0×45.0mm。重量はツートンが245g、マットブラックペイントが150g。専用フードが付属する。

APO-LANTHAR 50mm F3.5 VM Type II

シルバー
ブラックペイント

シルバーとブラックペイントの2色を用意。フォーカスタイプに回転繰り出し方式となる。

レンズ構成は同様で、最短撮影距離が0.35m、最大撮影倍率が1:4.6。

外径寸法もType I同様、重量はいずれも250g。専用フードが付属する。

本誌:佐藤拓