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ProGrade Digital、純正カードリーダー経由を介したメモリーカードのファームウェア更新に対応

「Refresh Pro」最新版で実現

ProGrade Digital Inc.は、ユーティリティソフトウェア「Refresh Pro」の最新バージョン3.1を公開した。メモリーカードのファームウェアをアップデートできるようになる。

「Refresh Pro」は、同社のカードリーダーとメモリーカードとの組み合わせで使用できる有償のソフトウエア。「R」ロゴがついたメモリーカードで使用できる。メモリーカードの残り寿命を表示する機能や、メモリーカードを出荷状態の性能に回復するサニタイズ機能などが利用できる。

今回のバージョン3.1から、メモリーカードのファームウェア更新に対応した。メモリーカードの購入後も、新しいカメラへの互換性向上や、未知の問題への対応などが可能になるという。

ファームウェアの更新には「Refresh Pro」に加えて、対応するカードリーダーが必要。また、更新できるメモリーカードもいまのところ限られている。

ファームウェアアップデートに対応するカードリーダー

USB 3.2 Gen2 ダブルスロットカードリーダー

PG02(CFast/SD)、PG05.5(CFexpress Type B/SD)、PG06(CompactFlash/SD)、PG07(microSD/microSD)、PG08(SD/SD)、PG09(CFexpress Type A/SD)

USB 3.2 Gen1 ダブルスロットカードリーダー

PGM0.5(SD/microSD)
※SDスロットのみ対応。microSDはSDアダプターを使用してSDスロットで利用できる

Tunderbolt 3 カードリーダー

PG04(CFexpress Type B)
カードラベルに「1700MB/s」と表示されているCFexpress Type Bのみ使用可能

ファームウェアアップデートに対応するメモリーカード

CFexpress Type B

ラベル表示「1700MB/s」(現行品)

SDXC UHS-II V90

ラベル表示「R300MB/s」(2023年以降販売品)

本誌:折本幸治