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プログレードデジタル、メモリーカードのヘルスチェック・レストアユーティリティー「Refresh Pro」を第2世代にリニューアル。UIを刷新してMacに新対応

ProGrade Digital(プログレードデジタル)は5月17日、メモリーカードのヘルスチェックとレストアを実行できるユーティリティソフトウェア「ProGrade Digital Refresh Pro」(プログレードデジタル・リフレッシュプロ)をリニューアル。UI等の刷新を加えた第2世代として発売した。価格はサブスクリプション式で、年間9.99USドル。6カ月間無料試用できるトライアルバージョンから導入可能となっている。

同社製メモリーカードとカードリーダーとの組み合わせ専用に設計されたユーティリティソフト。メモリーカードの健康状態を測定し残り寿命を表示する「ヘルス」機能と、メモリーカードをディープフォーマットし、残存メモリーを完全に消去することで工場出荷時点の速度性能に戻すことができるという「サニタイズ」機能の2つの機能が利用できる。

Mac版のインターフェース画面。CFexpress Type B COBALTカードとSD UHS-II COBALTカードを読み込み、ヘルスチェックをかけた状態。実行内容はヘルスチェックのみのほか、サニタイズのみ、ヘルスチェック+サニタイズの3種類の動作から選べる

対応するメモリーカードは、表面のラベルに「R」ロゴが入っている同社製のカード。CFexpress Type BおよびSD UHS-IIカードともに、このロゴが入っていれば対応する。カードリーダーは、同社製の対応リーダーであることが条件。なお、CFexpress Type B Thunderbolt 3専用シングルスロットカードリーダーは、ラベル表示がR:1,700MB/sのCFexpress Type Bカード(同社第2世代のCFexpress TypeBカード)のみWindows10で使用が可能(Macでは使用不可)となっており、同社は対応表を公開して注意を促している。

対応カードの例。ラベル表面に「R」のロゴがある

CFexpress Type B Thunderbolt 3専用シングルスロットカードリーダー

対応OSはWindows 10およびMac OS 10.15(Catalina)以降。SoC「M1」を搭載するMacにも対応している。対応言語は英語のほか、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語の6カ国語に対応している。同社日本語版Webサイト上では利用マニュアル(サポート内)も公開されている。

本誌:宮澤孝周