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4K×2台のモニターに対応、エレコムの「USB Type-C→DisplayPort」変換アダプター

エレコム株式会社は、PCやタブレットの映像を2台のDisplayPort搭載モニターに出力可能な映像変換アダプター「AD-CDP2BK」を3月中旬に発売する。販売価格は税込1万2,480円。

同製品は、USB Type-Cコネクターを搭載したPCやタブレットの映像信号を変換し、DisplayPortコネクター搭載のモニターに映像と音声を出力できるようにする映像変換アダプター。IC搭載のアクティブ(信号増幅)タイプとなる。

1台のディスプレイに接続する場合は最大8K(7,680×4,320/30Hz)画質、2台のディスプレイに接続する場合は1台につき最大4K(3,840×2,160/60Hz)画質で出力可能。

また、PCなどに表示された映像と同じ内容を追加ディスプレイに表示できる「ミラーリング」モード、PCなどの画面領域を拡張し、複数のディスプレイを1つの画面として利用できる「マルチディスプレイ」モードを利用できる。

ドライバー不要で、機器同士を接続するだけで使用でき、著作権保護技術のHDCP2.2/1.4に対応する。

本体内部には、シールド効果が高く、外部ノイズの影響を受けにくい金属シェル構造を採用し、外部ノイズの干渉を受けにくい3重シールドケーブルを使用している。また、サビなどに強く信号劣化を抑える金メッキピンを採用している。

ケーブルの太さは約4.3mm。ケーブルの長さは約0.12m。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。