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キヤノン、ホワイトも選べるAPS-Cミラーレス「EOS R50」

Kissシリーズのようなシンプルデザイン

キヤノンは、ミラーレスカメラ「EOS R50」を3月下旬に発売する。カラーはブラックとホワイト。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの税込販売価格は、ボディ単体が11万1,100円、18-45mmレンズキットが12万6,500円、レンズキットに新レンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を加えたダブルズームキットが15万6,200円。

有効約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載するミラーレスカメラ。EOS Rシステムのローエンドを担う最小・最軽量モデルとなる。キヤノンRFマウントを採用し、EOS Rシステム用のRF/RF-Sレンズを使用できるほか、別売のマウントアダプターを介してEF/EF-Sレンズも装着できる。

発売済みの「EOS R10」と基本性能は似ているが、操作部が従来のEOS Kissシリーズのようにシンプルとなっている。初心者向けのオート撮影モードには、画面を見ながら明るさや色をタッチパネルで調節できる「クリエイティブアシスト」のほかに、新たに「アドバンスA+」「クリエイティブブラケット」といった機能を追加している。

被写体検出AFは、人物(瞳/顔/頭部/胴体)、動物(犬/猫/鳥)、乗り物(車/バイク)の認識に対応。連写速度はAF追従で最高で12コマ/秒(電子先幕+メカ)。ボディ内手ブレ補正はEOS R10、EOS R50ともに非搭載。6Kオーバーサンプリングによる4K30p動画の撮影にも対応している。

背面モニターはバリアングル式の3.0型・約162万ドット。EVFは0.39型・約236万ドット。

バッテリーは「LP-E17」。USB Type-C端子から充電・給電が可能。

パソコンにUSB接続することでWebカメラとして使用可能(UVC/UAC対応)。手動ポップアップ式の内蔵ストロボも搭載している。

ホットシューは、通信端子も備えた「マルチアクセサリーシュー」。ホワイトモデルには白いシューカバーが付属する。

外形寸法は約116.3×85.5×68.8mm。重量はブラックが約375g(バッテリー、SD含む)・約328g(本体のみ)、ホワイトが約376g(バッテリー、SD含む)・約329g(本体のみ)。

【実機解説】キヤノン EOS R50の特徴をレポート、新レンズRF-S55-210mm F5-7.1 IS STMも紹介
本誌:鈴木誠