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キヤノン、RFマウントのAPS-C標準ズーム「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」。4.2万円

沈胴機構で小型化 重量約130g

キヤノンは、APS-C用交換レンズ「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」を6下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は税込4万2,500円。

RFマウントのAPS-C用「RF-S」レンズ第1弾となる標準ズームレンズ。画角は35mm判換算で29-72mm相当。同時発表のAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R10」のキットレンズにも設定されている。

EOS Rシステムのショートバックフォーカスに加え、APS-Cサイズのイメージサークルに合わせた設計により、レンズ本体の小型・軽量化を実現。スナップや日常の風景、料理、ポートレートなど幅広いシーンに対応するとして、初めてレンズ交換式カメラを購入するエントリーユーザー向けに訴求する。

なお、フルサイズのRFマウントカメラへの装着にも対応。装着時は撮影画面の中央部がAPS-Cサイズ相当の画角にクロップされる。

レンズ内手ブレ補正機構を搭載。補正効果はレンズ単体で4.0段分。ボディ内手ブレ補正機構を搭載したEOS RシステムのAPS-Cカメラ(EOS R7)と組み合わせた場合、協調制御により最大6.5段分の補正効果が得られるとしている。

AF駆動はリードスクリュータイプのステッピングモーター。動画撮影時には静粛で、滑らかなAF動作が可能としている。

鏡筒は沈胴式。フォーカスリング(コントロールリングと共通)と、ズームリングを搭載したのみで、スイッチ類は備わっていない。(AF/MFの切り替えはカメラボディからの操作を想定)。また、歪曲収差補正についてはカメラ側の機能を活用することで、レンズ本体の小型・軽量化を実現しているという。

レンズ構成は7群7枚(非球面レンズ2枚を含む)。最短撮影距離はAF時で0.20m、MF時で0.15m(いずれも焦点距離18mm時)。最大撮影倍率はAF時で0.16倍、MF時で0.26倍(いずれも焦点距離45mm時)。絞り羽根は7枚(円形絞り)。ライブビュー画面への撮影距離表示にも対応する。

最大径は約69mm(マウント部含む。メイン鏡筒部の外径は約62.4mm)。全長は約44.3mm。重量は約130g。フィルター径は49mm。

レンズフード(別売)を装着した様子
【実機で解説】RF-Sレンズ登場! RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM/RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMを解説(デジカメ Watch Channel。4分47秒)
本誌:宮本義朗