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キヤノン、APS-C望遠レンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」

重量270gの小型軽量設計 35mm判換算で88-336mm相当

キヤノンは、RF-Sマウントの望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を3月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格は6万500円(税込)。

35mm判換算で88-336mm相当の画角が得られる望遠ズームレンズ。ズーム比は約3.8倍。同日発表のAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R50」のダブルズームキットレンズにもなっている。

55mm
210mm

なお、フルサイズのRFマウントカメラへの装着も可能。装着時は撮影画面の中心部がクロップされ、撮影画角は実焦点距離の1.6倍相当になる。

レンズ内手ブレ補正機構を搭載しており、補正効果はレンズ単体で4.5段分。ボディ内手ブレ補正機構を搭載したEOS RシステムのAPS-Cミラーレスカメラ(EOS R7)との協調制御では、最大7.0段分の補正効果が得られるとしている。

AF駆動はリードスクリュータイプのステッピングモーターを採用。動画撮影時には静粛で滑らかなAF動作が可能としている。

鏡筒にはフォーカス/コントロールリングとズームリングを搭載。スイッチ類が備わっておらず、AF/MFの切り替えはカメラボディからの操作を想定しているという。

レンズ構成は8群11枚。周辺部までクリアの描写を可能とするPMo非球面レンズ1枚に加え、UDレンズ2枚を採用。最短撮影距離は0.73m(210mm時)。

絞り羽根は7枚(円形絞り)。フィルター径は55mm。

最大径×全長(ワイド側〜テレ側)は69×92.9〜135mm。重量は約270g。

別売りフード「ET-60B」装着例
本誌:佐藤拓