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歴代受賞者の作品で振り返る図録「写真新世紀30年の軌跡展-写真ができること、写真でできたこと」予約受付中

キヤノンが主催してきた「写真新世紀」関連展示の公式図録が発売される。タイトルは「写真新世紀30年の軌跡展-写真ができること、写真でできたこと」。NADiffBAITEN店頭およびNADiff Onlineで予約を受け付けている。価格は税込3,300円。入荷予定は2023年1月末〜2月末。

写真新世紀は、1991年にスタートした、公募形式によるキヤノンの文化支援プロジェクト。2021年度の公募終了までに、44回の公募から1,126組の受賞者が誕生したという。

今回の図録には、1992年から2021年までの歴代グランプリおよび準グランプリ受賞者の作品と、東京都写真美術館に出展した歴代受賞者の中から一般投票で選ばれた10名の受賞作品を掲載。

また、写真新世紀30年の総括と、写真表現の歴史を後世に伝えることを目的として、飯沢耕太郎氏、南條史生氏、清水穣氏、椹木野衣氏、さわひらき氏による寄稿と、サンドラ・フィリップス氏ほかによるエッセイも収録するという。

本誌:鈴木誠