ニュース

ニコン、「Z 7」「Z 6」「Z 50」のファームウェアを更新。カスタムボタンの割り当て機能追加など

ニコン Z 7

ニコンは10月20日、ミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」「Z 50」の最新ファームウェアを公開した。対象カメラとバージョン番号は次の通り。

・Z 7(C:Ver.3.50)
・Z 6(C:Ver.3.50)
・Z 50(C:Ver.2.30)

共通の更新内容として、対象レンズとの組み合わせにおいて、「カスタムボタンの機能(撮影)」に割り当てられる機能に「フォーカス位置の登録」と「フォーカス位置の呼び出し」が追加された。

更新内容は以下の通り(引用)。

更新内容(Z 7 / Z 6)

・[カスタムメニュー]>f2[カスタムボタンの機能]で割り当てられる機能に[フォーカス位置の登録]と[フォーカス位置の呼び出し]を追加しました。
※以下のレンズとの組み合わせで機能がご利用いただけます。(2022年10月20日現在)
▹ NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
▹ NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
▹ NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S
▹ NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S
▹ NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S

・オートフォーカス使用時にメモリーリコール機能を使ったとき、使用しているフォーカスモードに関わらずピント位置呼び出し操作を行っている間は、シャッターボタンを半押ししてもピント位置が移動しないよう動作を改善しました。

・以下の現象を修正しました。
 -カスタムメニューf2[カスタムボタンの機能]に登録した設定が、ユーザーセッティングモードで正しく動作しない場合がある。
 -スピードライトSB-500とワイヤレスリモートコントローラーを使用した場合、[静止画撮影メニュー]>[フラッシュ発光]>[ワイヤレス設定]で、[光制御/電波制御AWL]の設定が[光制御AWL]に変わってしまう場合がある。

更新内容(Z 50)

・[カスタムメニュー]>f2[カスタムボタンの機能(撮影)]で割り当てられる機能に[フォーカス位置の登録]と[フォーカス位置の呼び出し]を追加しました。
※以下のレンズとの組み合わせで機能がご利用いただけます。(2022年10月20日現在)
▹ NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
▹ NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
▹ NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S
▹ NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S
▹ NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S

・オートフォーカス使用時にメモリーリコール機能を使ったとき、使用しているフォーカスモードに関わらずピント位置呼び出し操作を行っている間は、シャッターボタンを半押ししてもピント位置が移動しないよう動作を改善しました。

・ML-L7を使った撮影を行ったとき、以下の設定の場合にレリーズ毎にオートフォーカスを行うようにしました。
 -[フォーカスモード]を[AF-C]に設定、かつ[カスタムメニュー]>a1[AF-Cモード時の優先]を[レリーズ]に設定

・[カスタムメニュー]>f2[カスタムボタンの機能(撮影)]に登録した設定が、ユーザーセッティングモードで正しく動作しない場合がある現象を修正しました。

本誌:佐藤拓