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富士フイルム、GFX広角ズーム「GF20-35mmF4 R WR」。40万円

GFレンズ最広角をカバー

富士フイルム株式会社は、GFXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ GF20-35mmF4 R WR」を9月29日に発売する。希望小売価格は税込40万3,700円。

2021年9月2日に開発を発表した製品。発表当時は発売日やF値など詳細は明らかになっていなかったが、今回正式に発売が決まった。

35mm判換算16-28mm相当の画角が得られる超広角ズームレンズ。GFXシリーズ用のGFレンズ群で最広角という20mm(35mm判換算16mm相当)をカバーする。

レンズ構成は10群14枚。非球面レンズ3枚、ED非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚を採用し、諸収差を徹底的に抑制。ナノGIコーティングにより広角レンズ特有のゴーストやフレアも低減しているという。

最短撮影距離は0.35m。最大撮影倍率は0.14倍(テレ端)。絞り羽根は9枚(円形絞り)、最小絞りはF22。ズーム時に全長変化のないインナーズーム式を採用している。

鏡筒の12箇所にシーリングを施した、防塵・防滴・-10度の耐低温構造を採用。前玉にはフッ素コーティングを施している。

最大径×全長は約88.5×112.5mm。重量は約725g。フィルター径は82mm。

本誌:佐藤拓