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image.canon、PC不要・月額550円の「クラウドRAW現像」本日開始。EOS R3/R7/R10が対応

キヤノンのクラウドサービスimage.canonは7月25日、有償サービス「クラウドRAW現像」(Neural network Image Processing by image.canon)を開始した。7月下旬の開始を予告していたサービス。

カメラ上で「カメラ内RAW現像」と同じ操作を行うと、RAWデータがカメラからimage.canonに送られ、ディープラーニング技術を活用してより高画質な現像処理が行われるというもの。対応機種はEOS R3、EOS R7、EOS R10(いずれも22日公開の最新版ファームウェア)。

同社ではクラウドRAW現像が有効な写真として「高ISOで撮影した夜景・天体の写真や、暗い場所で動く人物を撮影した写真、細かな縞模様、タイル模様の建築物を撮影した写真など」を挙げている。

料金はサプスクリプション形式。税込550円の「月間プラン」で、31日間に80枚まで扱える。また、80枚を超えて利用したい場合は、月額プランの価格に加えて税込550円を支払うことで80枚分を追加できる(購入数の上限なし)。新規ユーザーに限り、31日間無料で試用できるという。

本誌:鈴木誠