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キヤノン、クラウドプラットフォーム「image.canon」を4月14日に開始

CANON iMAGE GATEWAY後継 Googleフォト/Adobe CCとの連携も

キヤノンは3月19日、クラウドプラットフォーム「image.canon」を4月14日に開始すると発表した。4月上旬の開始を予告していたサービス。

image.canonは、カメラとクラウドが一体化する「コネクテッド・カメラ」をコンセプトとするプラットフォーム。自動転送機能を持つカメラからWi-Fi経由でimage.canonに静止画・動画を自動転送でき、そこからPC、スマートフォン、外部Webサービスなどに転送して作品づくりが行えるという。

自動転送の対応機種は、開発中のEOS R5をはじめとする同社カメラ。事前に登録したアクセスポイント経由でimage.canonに転送される。静止画・動画はアップロード後30日間に限り、容量無制限でオリジナル画質のまま保存可能。それ以降も保管したいものは10GBのストレージに移行できる。

なお、image.canonへのサービス移行に伴い、CANON iMAGE GATEWAYオンラインアルバムサービスは3月31日に終了する。image.canonのサービス開始まではデータ移行期間のため、アップロード済みの静止画・動画にはアクセスできなくなる。

image.canonのコンセプト
外部サービスへの転送イメージ。Google PhotosとAdobe Creative Cloudには6月対応予定。

本誌:鈴木誠