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キヤノン、DPPでより高画質を得る「Neural network Image Processing Tool」。3種類のディープラーニング画像処理

Windows版が公開 サブスク形式

キヤノンのWebサイトより(以下同)

キヤノンは11月21日、デジタルカメラ関連ソフトウェア「Digital Photo Professional」(DPP)のアップデートと、DPP用ツール「Neural network Image Processing Tool」を提供開始した。いずれもWindows用。

Neural network Image Processing Toolは、Digital Photo Professional(DPP)に組み合わせる画像処理ツール。“より高画質な静止画を求める方”に向け、ディープラーニング技術を採用している。カメラが記録する「.CR3」ファイルを基に、新しくDPP専用の「.CRN」形式のRAW静止画を生成するという。

インストールにより、DPPでの現像時に適用できるようになる処理は以下の3つ。いずれも新規開発だという。利用には有料プラン(月額550円/年額5,500円。31日間の試用期間あり)への加入とアクティベートが必要。

・ニューラルネットワーク デモザイク(ジャギー抑制/モアレ抑制/偽色抑制)
・ニューラルネットワーク ノイズリダクション(ノイズリダクション)
・ニューラルネットワーク レンズオプティマイザ(光学補正処理)

各ソフトの更新内容は次の通り(引用)。

Digital Photo Professional 4.17.10 for Windows

 - Neural network Image Processing Tool 1.0.0に対応しました。

Neural network Image Processing Tool 1.0.0

 - 新規リリース。

注意・制限事項

 - 利用のためには有償のプランに加入いただく必要があります。Canon IDアカウントが必要です。
 - Digital Photo Professional 4.17.10以降が必要です。

対応機種

EOS-1D X Mark III / EOS R3 / EOS R5 / EOS R6 MARK II / EOS R6 / EOS R6 Mark II / EOS R7 / EOS R10 / EOS R5 C

本誌:鈴木誠