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LIGHT LENS LAB M 35mm f/2にオリーブグリーンペイントの「サファリ」セット。世界限定200本

株式会社焦点工房は4月25日、LIGHT LENS LABのライカMマウント用交換レンズ「LIGHT LENS LAB M 35mm f/2」に、新色の「サファリ」を追加して発売した。価格はオープン。同社直販サイトでの販売価格は税込18万9,000円。販売数は世界限定200本。

“8枚玉”の愛称で知られるライカMレンズ「Summicron 35mm f/2」(第一世代)の復刻を謳って登場した「LIGHT LENS LAB M 35mm f/2」(2021年6月)のバリエーションモデル。LIGHT LENS LAB発起人の投資家・周氏の名前にちなみ「周八枚」と呼ばれ関心を集めているという。今回のサファリセットではレンズ鏡筒にオリーブグリーンペイントを施し、同色のフードとフィルターをセットにした。

コーティングや鏡筒デザイン、無限遠位置でのピントリング固定方法など、オリジナルの再現を追求。レンズにおいてはオリジナルのガラス硝材を研究し、近い原料で制作しているという。また、Summicron 35mm f/2(第一世代)がアルミ合金製だったのに対し、本製品では真鍮製の鏡筒を採用したほか、レンズの取付け指標にはルビーを使用した。

レンズ構成は6群8枚(ダブルガウスタイプ)。最短撮影距離は0.7m。絞り範囲はF2~F16。絞り羽根の枚数は10枚。距離計に連動する。

最大径×全長は51×28.5mm(マウント部除く)。重量は約230g(レンズ本体)。フィルター径は39mm。

製品にはUVフィルター(39mm径)とフードが付属する。UVフィルターはSummicron 35mm f/2(第一世代)が製造されていた当時の基準に合わせたコーティングを施したほか、光学性能も再現しているという。フードは、“IROOAタイプレンズフードの復刻版”としており、真鍮製で高級感のある仕上がりとしている。

UVフィルター
LIGHT LENS LAB レンズフード IROOA
本誌:宮本義朗