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エプソン、一部インクカートリッジを仕様変更。電子部品が入手できず
インク残量に関するメッセージが変更に
2022年2月28日 15:00
エプソン販売株式会社は2月25日、一部のインクカートリッジに使用している電子部品が入手できなくなったため、仕様を変更。3月中旬以降に順次出荷開始すると発表した。
仕様変更に伴い、インク残量が少なくなった時やインク残量が限界値に達した場合、ドライバー画面のメッセージが変更となる。ただし、同社では印刷品質や印刷可能枚数の変更はなく、これまで通り使用できると説明している。従来品のインクカートリッジと変更品のインクカートリッジも混在してプリンターにセット可能。
なお、2006年発売のプリンター(「PM-A820」「PM-A920」「PM-G850」「PM-D870」「PM-G4500」)では、変更品のインクカートリッジを利用するために、同社サービス拠点での本体ファームウェア更新が必要になる場合があるとしている。更新作業と本体の配送に掛かる費用は無償。
仕様変更の対象品
以下に特記なき場合、変更後の型番は末尾に“A1”が加わる(例:ICBK46→ICBK46A1)。仕様変更品はパッケージにも型番変更と仕様変更に関する注意書きが表記される。
2022年3月中旬以降 順次出荷開始予定
・46番(サッカーボール)
・50番(ふうせん)※ICLC50、ICLM50は変更の対象外
・62番(クリップ)
・61番・62番(ペン・クリップ)IC4CL6162→IC4CL6162A。※ICBK61は変更の対象外
・65番(糸)
・61番・65番(ペン・糸)IC4CL6165→IC4CL6165A。※ICBK61は変更の対象外
2022年5月中旬以降 順次出荷開始予定
・88番(ラベンダー)
ドライバー画面の変更点(従来品→変更品)
通常時:インク残量表示あり→インク残量表示あり
インク残量が少なくなった時:「インクが少なくなりました」→表示なし
インク残量が限界値に達した時:「インク残量が限界値を下回りました。」→「インクカートリッジを正しく認識できません。」