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LAOWA、フルサイズ対応の小型軽量2倍マクロ「Mini 85mm F5.6 2X Ultra Macro APO」。マウント5種類

株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)の交換レンズ「LAOWA Mini 85mm F5.6 2X Ultra Macro APO」を3月11日に発売する。対応マウントと店頭予想価格(税込)はキヤノンRF、ニコンZ、ソニーE、ライカL用が税込7万2,000円前後。ライカM用が税込8万2,000円前後。

35mmフルサイズ用に設計された最大撮影倍率2倍のマクロレンズ。最短撮影距離は16.3cm。重くかさばる従来のマクロレンズを改良したことで、焦点距離85mmながら外形寸法が約53×78mm、重量約252gの小型・軽量(数値はMマウント用)を実現したという。

レンズ構成は、3枚のEDレンズを含む9群13枚。アポクロマート(APO)設計の採用により、ピントが合っている領域とそれ以外の領域の両方で色収差を最小限に抑えたとしている。

フォーカシングはマニュアル。インナーフォーカス構造を採用しており、接写撮影におけるピント合わせ時にも前玉が被写体に接触するリスクを軽減できるほか、ホコリがレンズ内部に入り込むのを防ぐとしている。

サンプル画像(サイトロンジャパン提供)

主な仕様

焦点距離:85mm
絞り範囲:F5.6-F22
画角:28.55度
レンズ構成:9群13枚(EDレンズ3枚含む)
絞り羽根枚数:7枚
最短撮影距離:16.3cm
最大撮影倍率:2倍
フィルター径:46mm
外形寸法(Mマウント):約53×78mm
重量(Mマウント):252g(レンズフード、レンズキャップ含まず)

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。