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ハッセルブラッド、SWCを意識した「907X 50Cアニバーサリーエディションキット」の抽選販売を開始。世界800台限定

ハッセルブラッド ストア東京は11月17日、Xシリーズのミラーレスカメラ「907X 50Cアニバーサリーエディションキット」の抽選販売受付を開始した。11月30日18時にかけて抽選参加希望者を募っている。

907X アニバーサリーエディションキットは、デジタルバック「CFV II 50C」を核に、カメラボディ「907X」とコントロールグリップ、オプティカルビューファインダー、Xシステムレンズ「XCD 3.5/30」を組み合わせた限定モデル。ハッセルブラッドの創立80周年を祝したモデルとして世界限定800台で展開する。発売日は11月24日。価格は195万8,000円(税込)。

抽選販売への参加応募は同社Webサイトのブランドストアページ内の、ハッセルブラッドストア東京ページで公開されている所定の応募フォームを利用する。応募は1人につき1回のみ。抽選結果は12月1日以降、当選者への連絡をもってこれに代えるとしている。

CFV II 50Cは、有効約5,000万画素のCMOSセンサー(サイズは43.8×32.9mm)を搭載したデジタルバック。Xシステムに対応したカメラボディ「907X」との組み合わせによりコンパクトなXシステムミラーレスカメラとしての運用が可能になるほか、フィルムマガジンの代わりに500C/MなどのVシステムカメラに組み合わせることもできる。

本限定モデルでは、Biogon 38mm F4.5レンズを備える「ハッセルブラッドSWC」の意匠にインスピレーションを得たとしており、ブラックレザーの採用やカメラボディのエッジ部やレンズにルナグレー色を用いているという。セットレンズに関してもSWCを想起させるレンズだとして「XCD 3,5/30」が組み合わされている。

このほかアニバーサリー エディションならではの特徴として、CFV II 50Cの左側面には「HASSELBLAD -SINCE 1941-」と書かれたプレートが取りつけられている。このほか、カメラ本体と光学ビューファインダーには手書きされた「Hasselblad」ロゴがあしらわれているという。

本誌:宮澤孝周