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ハッセルブラッド、「SWC」にインスピレーションを受けた「907X アニバーサリー エディション キット」。世界限定800台 約196万円

ハッセルブラッドは9月28日、デジタルバック「CFV II 50C」にXシステムボディ「907X」およびXシステムレンズ「XCD 3,5/30」などをセットにした限定モデル「907X アニバーサリー エディション キット」を発表した。数量は世界限定800台で、価格は195万8,000円(税込)。予約開始日および発売日に関しては確定次第の案内を予定している。

CFV II 50Cは、有効約5,000万画素のCMOSセンサー(サイズは43.8×32.9mm)を搭載したデジタルバック。Xシステムに対応したカメラボディ「907X」との組み合わせによりコンパクトなXシステムミラーレスカメラとしての運用が可能になるほか、フィルムマガジンの代わりに500C/MなどのVシステムカメラに組み合わせることもできる。

本限定モデルでは、Biogon 38mm F4.5レンズを備える超広角Vシステム「ハッセルブラッドSWC」の意匠を受け継いだとしており、カメラボディとグリップに黒のグレインレザーを採用。また、縁取りにはアルマイト処理されたルナーグレーカラーを用いているという。

このほかセットレンズもSWCを想起させるレンズだとして「XCD 3,5/30」が組み合わされている。レンズデザインもキットにあわせた仕様となっており、鏡筒デザインにシルバーカラーが用いられている。

本キットにはこのほか、外付けのコントロールグリップと光学ビューファインダーが組み合わされている。

アニバーサリー エディションならではの特徴として、CFV II 50Cの左側面には「HASSELBLAD -SINCE 1941-」と書かれたプレートが取りつけられている。このほか、カメラ本体と光学ビューファインダーには手書きされた「Hasselblad」ロゴがあしらわれているという。

本誌:宮澤孝周