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富士フイルム、チェキワイド対応のスマホ用プリンター「instax Link WIDE」。黒枠の新ワイドフィルム「BLACK」も
2021年10月13日 17:06
富士フイルムは、チェキワイドフィルムを使用するスマートフォン用プリンター“チェキ”「instax Link WIDE」と、黒フチ仕様の対応チェキ「BLACK」(1パック10枚入り)を10月22日に発売する。いずれも価格はオープン。店頭予想価格(税込)はinstax Link WIDEが1万7,800円前後、BLACKが2,000円前後。
86×108mmフォーマットの「instax WIDE」(チェキワイド)フィルムに対応したモバイルプリンター。専用アプリを利用して、スマートフォンに保存された画像をプリントできる。Bluetooth(Ver.4.2、LE対応)による無線接続に対応。同社製デジタルカメラからのデータを受信してプリントすることも可能だとしている。本体カラーはアッシュホワイトとモカグレイの2色。
同じくチェキフィルム対応のスマートフォン用プリンターには、86×54mmサイズの「instax mini」を使用する「instax mini Link」と、86×72mmサイズのスクエアフォーマット「instax SQUARE」を使用する「instax SHARE SP-3」がある。
“チェキプリントならではの柔らかい風合い”のプリントを楽しめるという「instax-Natural モード」を従来機から引き続き搭載。また、色彩をより豊かに表現できるという「instax-Rich モード」を新たに追加した。
画像にQRコードを添付してプリントできる「QR Print モード」 を搭載した。音声やテキストによるメッセージ、Webサイトへのリンク、地図情報などをQRコード化して写真に付加できる。
誕生日や結婚式などのイベントに活用できるという「エディタブルテンプレート」を搭載。29種類のテンプレートを利用できるほか、色や文字の編集にも対応する。
専用アプリは、画面のスワイプ操作で画像をプリンターに転送したり、動画からの切り出しに対応するなど、直観的な操作性にこだわっているという。また、画像のデコレーションに利用できる「ステッカー機能」を追加。100種類のデザインステッカー利用できる。「Sketch, edit & print」機能を利用すれば、自分で描いた絵や文字をオリジナルステッカーとして作成することもできる。
JPEGのほかPNGやHEIF、DNGの各フォーマットデータのプリントに対応している。
外形寸法は139×127.5×33.7mm。重量は340g(フィルム別)。本体正面と上部にはメタリックパーツを採用。正面のinstaxボタンは専用アプリと連動して様々な色に点灯する。
バッテリーは内蔵式で充電時間は約80~120分。プリント枚数の目安は約100枚。本体の充電はmicro USB端子を利用する。
製品にはスタンドとハンドストラップが付属している。