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マウス、sRGB比約100%のノングレアパネルを採用した15.6型DAIVノート。約18.7万円

GPUとメモリー接続を強化して処理性能を向上

株式会社マウスコンピューターは、クリエイター向けのパソコンブランドDAIVシリーズに属する15.6型のノートPC「DAIV 5P」の最新モデルを9月13日に発売した。同社直販サイト販売価格(標準構成モデル)は、18万6,780円(税込)。

ディスプレイにsRGB比約100%のノングレアパネルを採用した15.6型ノートPC。外部モニターのない環境下でも精度の高い色チェックができるとしている。解像度はフルHD(1,920×1,080)。

CPUにはインテルの第11世代CPUCore i7-11800H(8コア16スレッド。動作周波数は2.30GHzでTB時は最大4.60GHzとなる)を搭載。GPUにはNVIDIAのGeForce RTX 3050 Laptop GPU(RAMは4GB)を採用している。本GPUの搭載により、Adobe Premiere Proのエンコード処理に要する時間が従来の2020年モデルから約46.9%短縮されているという。

ストレージはNVMe接続のSSDを採用。容量は512GBを搭載している。

メモリーは16GB(8GB×2。DDR4-3200 SO-DIMM)を搭載。最大で64GB(32GB×2)まで拡張できる。また、メモリーはデュアルチャンネル動作に対応。従来モデルの筐体では難しかったデュアルチャンネル動作への対応により、CPUとの高速データ転送が可能になっているという。これにより、Adobe Lightroom 2021使用時のRAW現像時間では従来製品から約47.5%の時間短縮を実現しているという。

インターフェースはUSB Type-C(USB3.2。背面に1ポート。ディスプレイ出力と共用)のほか、USB Type-A(USB3.2が左側面に1ポート、USB3.0が右側面に2ポート)、HDMI端子を1ポート搭載。このほか、ヘッドホン出力とマイク入力をそれぞれ備えている。

OSはWindows 10 Home 64ビットを搭載している。

外形寸法はW355.5×H20.6×D236.7mmで、重量は約1.73kg。バッテリー動作時間は約9時間となっている。

標準構成モデルのほか、メモリー容量を32GBに、ストレージ容量を1TBにしたモデル(DAIV 5P-H)も同直販サイト価格21万4,280円(税込)でラインアップしている。

本誌:宮澤孝周