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発言者の声を自動追尾する、光学10倍ズームのWebカメラ。6.4万円

サンワサプライ株式会社は8月3日、光学式ズームレンズを搭載したWebカメラ「400-CAM089」を発売した。同社直販サイト「サンワダイレクト」での販売価格は6万4,800円(税込)。

光学式10倍ズームレンズと1/2.8型約210万画素のCMOSセンサーを搭載したWebカメラ。最大解像度は動画・静止画ともにフルHDに対応する(1,920×1,080ピクセル)。ビデオフォーマットはMJPEGとYUY2に対応している。

4つのマイク(無指向性)を備えており、発話者の声に反応してカメラ側が発言者を自動で追尾する機能を搭載している。フォーカスおよび絞り・明るさ、コントラストは自動で調整される。なお、集音範囲はカメラ前方180度かつ3mが推奨されている。

カメラの動作角度はパンが±170度、チルトは-30〜90度まで。底部には三脚取付穴も備えている。

接続インターフェースはUSB Type-Aを採用。付属ケーブルは二股に分かれており、別途スピーカーを接続して運用することも可能。カメラ側はバスパワー動作に対応しており、パソコンと接続するだけで電源が入る仕様となっている。なお、インターフェース自体はUSB2.0ながら、動作に900mAの電流が必要なことから、接続ポートはUSB3.2である必要があるとしている。

対応OSはWindowsが10、8.1、8、7。MacはmacOS(Big Sur)がバージョン11.0~11.4。また、10.12~10.15にも対応するという。

動作に対応する主なWeb会議ソフトはMicrosoft Teamsのほか、ZoomやSkype、Google Meetがある。また、Vidyo、broadsoft、fuze、Cisco Webex Meetings、Bluejeans、FaceTime、VooV Meetingなどにも対応するとしている。製品はリモコンからの操作も可能。

外形寸法は約160.72×114.94×133.42mm。重量は約640g。

本誌:宮澤孝周