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ニコン、ZシリーズやD850などをWebカメラ化するソフトを公開

Windows 10用 7月に予告のあったソフト

対応機種の一つ「Z 7」

ニコンは8月6日、同社製デジタルカメラをWebカメラとして利用するためのソフトウェア「Webcam Utility(ベータ版)」を無償公開した。対応するOSはWindows 10(64bit版)のみ。

対応するカメラをPCとUSB接続することで、Webカメラとして使用することができる。なお、現時点ではベータ版のため、事前の予告なしに機能の追加変更、サービス停止となる場合がある。7月21日に発表され、8月上旬の公開を予告していたソフトウェア。このほど正式にリリースされた。

USB接続をしてカメラの電源をONにした後、Web会議ソフトウェアを立ち上げ、外部カメラ選択から「Webcam Utility」を選択して画像を表示する。なお、複数のWeb会議ソフトウェアで同ソフトを使用した場合、カメラのライブビュー映像を表示できるソフトは1つのみとなるという。また、ライブビュー中にはカメラ側の設定を変更できない場合があるとしており、その場合は一度カメラの電源を切りUSBケーブルを抜いてから操作してほしいと案内している。

対応機種はZ 7、Z 6、Z 5、Z 50、D6、D850、D780、D500、D7500、D5600。今後発売するミラーレスカメラやデジタル一眼レフカメラも対応予定としている。

本誌:宮本義朗