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ニコン、「NX Studio」「Webcam Utility」など各種ソフトウェアを更新。「Z fc」への対応など

ニコン Z fc

ニコンは7月15日、同社製デジタルカメラに対応するソフトウェア「NX Studio」「Picture Control Utility 2」「Wireless Transmitter Utility」「Webcam Utility 」の最新版を公開した。

7月下旬に発売を予定しているAPS-Cミラーレスカメラ「Z fc」への対応を含む。なお、「Webcam Utility」のMac版は、2020年12月公開のVer. 1.0.1でZ fcに対応済み。

各ソフトウェアの更新内容は以下の通り(引用)。

NX Studio(Ver. 1.0.1)

・Z fcに対応しました。

・ロシア語に対応しました。

・Wireless Transmitter Utilityとの連携で、撮影した画像を直ちに表示することが可能になりました。
※Wireless Transmitter Utility Ver.1.9.5以降で、転送先フォルダーとアプリケーションを変更する画面において、[転送後、次のアプリケーションで表示]で[NX Studio]を選択する必要があります。
※予めNX Studioの[ファイル]メニューの[撮影した画像を直ちに表示]にチェックを入れておく必要があります。
※Camera Control Pro 2との連携については、Camera Control Pro2の次回公開バージョン以降で対応予定です。

・一度トリミングを行った後に再度トリミング調整する際、前回の設定がリセットされないように変更しました。

・トーンカーブに置いたアンカーポイントをDeleteキーで削除できるように変更しました。

・お気に入りの登録数の上限を300にしました。

・アルバムの登録数の上限を100にしました。

・ [すべての調整をコピー]、[すべての調整を保存]、[すべての調整を登録]で、回転情報が反映されないように変更しました。

・ [トリミングツール]がオフの時、以下が無効になるように変更しました。
-トリミング枠の選択プルダウンメニュー
-縦横比切替ボタン
-縦横比率入力エディットボックス
-[トリミンググリッドの表示]のチェックボックス

・大量の画像の[書き出す]ができない現象を改善しました。

・以下の現象を修正しました。
-トリミング後、カラーコントロールポイントを置くと位置がずれる場合がある。
-トーンカーブの傾き-45°が画像に反映されない。
-回転した画像でレタッチブラシの位置がずれる。
-ラベル設定後、画像調整を行い別の画像を選択して保存するとラベルが消える場合がある。
-以下のいずれかの操作を行った後に、追加で画像調整を行い保存すると、追加で行った画像調整がリセットされる。
 ▹[すべての調整をコピー]でコピーされた調整を[調整を貼り付け]で適用
 ▹[すべての調整を保存]で保存された調整を[調整を読み込み]で適用
 ▹[すべての調整を登録]で登録された調整を適用
-D6で取得した位置情報のログファイルが読み込めない。

・[環境設定]>[表示]の[文字とアイコンのサイズ]が[自動]の時のモニターのスケーリングを調整しました。(Windows版)

・Dockに表示するアイコンサイズを変更しました。(Mac版)

・以下の現象を修正しました。
-画像を開くと、まれにブルースクリーンになってしまう場合がある。(Windows版)
-サムネイル上で右クリックした時、設定メニューの[調整を貼り付け]が動作しない。(Windows版)
-書き出しダイアログが画面左下に表示される場合がある。(Windows版)
-[すべての調整を保存]の名前を付けて保存ウィンドウで、日本語でファイル名を入力・変換するとカーソルが文頭に移動する。(Windows版)
-スライダーで調整可能な画像調整項目で、スライダー操作中にプレビューが黒くなる場合がある。(Mac版)

Picture Control Utility 2(Ver. 2.4.8)

・Z fcに対応しました。

・NX Studioの起動に対応しました。

Wireless Transmitter Utility(Ver. 1.9.5)

・Z fcに対応しました。

・[転送後、次のアプリケーションで表示]でNX Studioが選択できるようになりました。

Webcam Utility(Windows版。Ver. 1.0.2)

・Z fcに対応しました。

本誌:宮本義朗