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「EOS R6」が新品売上1位に。Map Cameraの5月ランキングが発表

シュッピン株式会社は6月17日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2021年5月1日~5月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

キヤノン EOS R6

1位:キヤノン EOS R6
2位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
3位:キヤノン EOS R5
4位:リコー RICOH GR III
5位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
6位:ソニー α7 III
7位:ソニー α7C
8位:キヤノン EOS RP
9位:ニコン Z 6II
10位:ニコン Z 5

キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R6」が1月以来のランキング1位を獲得。同じくEOS Rシリーズの「EOS R5」も3位にランクインしたが、その両機について同社は、「よりお手頃感のあるEOS R6が、今後のCanon勢を牽引していく模様」と分析している。キヤノンはこのほか「EOS RP」が8位にランクインしている。

2位には富士フイルムのAPS-Cミラーレスカメラ「FUJIFILM X-S10」がランクイン。同社では発売時から高い人気を維持しており、このところは中古部門でも販売が伸びているという。富士フイルムはこのほか、X-T4が5位を獲得。2月の発売以降ランクインを続けていたX-E4は今回ランク外で、同店では品薄状態になっているという。

4位にはリコーのレンズ一体型カメラ「RICOH GR III」が1月以来のランクインとなった。ソニーは「α7 III」(6位)と「α7C」(7位)の2台がランクインしている。

ニコンは9位に「Z 6II」、10位に「Z 5」がランクインした。両機と同じくフルサイズミラーレスカメラ「Z 7II」はランク外の11位に位置している。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:富士フイルム FUJIFILM X100V
3位:キヤノン EOS R
4位:ソニー α7C
5位:キヤノン EOS RP
6位:ニコン D850
6位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
8位:ソニー α7R IV
9位:ニコン Z 6
10位:富士フイルム FUJIFILM X-T4

ソニーの「α7 III」が7カ月連続で中古部門の1位を獲得した。ソニーのカメラはこのほか「α7C」が4位に、「α7R IV」が8位にランクインしている。

2位には富士フイルムのレンズ一体型カメラ「FUJIFILM X100V」がランクインした。同機の中古ランキング入りは昨年9月以来。また、富士フイルムのカメラは「FUJIFILM X-S10」が6位、「X-T4」が10位を獲得している。とくにX-S10については新品部門でも好調が続いており、今後下取り数が増えてくれば中古ランキングでα7 IIIに対抗する機種になるだろうと同社は分析している。

キヤノンは「EOS R」(3位)と「EOS RP」(5位)の2機種がランクイン。EOS RPについては、軽量サイズと手頃な価格により、同社では“初めてのフルサイズ機”として支持を得ているという。

ニコンからは、ランキング内で唯一の一眼レフカメラ「D850」が6位を獲得した。このほかミラーレスカメラの「Z 6」が9位にランクインしている。

本誌:宮本義朗