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「PENTAX K-3 Mark III」がMap Camera4月ランキングで初登場1位を獲得

シュッピン株式会社は5月14日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2021年4月1日~4月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

リコー PENTAX K-3 Mark III

1位:リコー PENTAX K-3 Mark III
2位:キヤノン EOS R6
3位:シグマ SIGMA fp L
4位:キヤノン EOS R5
5位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
6位:ニコン Z 6II
7位:ソニー α7C
8位:ソニー α1
8位:ソニー α7S III
8位:富士フイルム FUJIFILM X-E4
8位:キヤノン EOS RP

1位はリコーイメージングのAPS-C一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」が獲得した。同ランキングにおいて一眼レフカメラが1位を獲得するのは、2020年のキヤノン「EOS-1D X Mark III」以来だという。本機について同社は「根強い支持者の多いペンタックスレンズの描写力をいかんなく発揮できるカメラとして、ファンの期待に十分応えうる1台に仕上がっています」とコメントしている。

2位にキヤノンの「EOS R6」、4位に同じく「EOS R5」がランクインした。キヤノンのカメラはこのほか「EOS RP」が同率8位を獲得している。同社はEOS RPについて、軽量サイズで価格も落ち着いてきたことで、EOS R6のサブ機として需要が高まってきているようだと分析している。

3位にはシグマの「SIGMA fp L」がランクイン。同社では、外付け電子ビューファインダーが同梱されたEVFキットが、ボディ単体を上回る販売数だったという。

富士フイルムのカメラは「X-S10」が5位、「X-E4」が同率8位を獲得。ランク外では「X-T4」が12位に位置している。

ソニーの「α7C」が7位を獲得。ソニーのカメラはこのほか、「α1」と「α7S III」が同率8位にランクイン。また、ランク外には「α7 III」(13位)、「FX3」(14位)、「VLOGCAM ZV-1」(15位)が名を連ねている。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:ソニー α7C
3位:富士フイルム FUJIFILM X-T3
4位:キヤノン EOS R
5位:ソニー α7 II
6位:ニコン D850
6位:ニコン D750
8位:キヤノン EOS 5D Mark IV
8位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
10位:ソニー α6400
10位:富士フイルム FUJIFILM X100F

ソニーの「α7 III」が6カ月連続で1位を獲得した。同機は昨年度、同ランキングで合計7回1位を獲得しており、今年もその人気が続きそうだという。2位には昨年10月に発売された「α7C」が続いた。ソニーのカメラはこのほか「α7 II」(5位)、「α6400」(同率10位)とあわせて計4機種がランクインした。

富士フイルムのカメラは「FUJIFILM X-T3」が3位を獲得。このほか「X-S10」が同率8位、「X100F」が同率10位にランクインした。

4位はキヤノンの「EOS R」が獲得。同社ではEOS R5とEOS R6の品薄状態が解消し、買い替え希望者の購入も一通り済んだことで、同機の中古在庫数が増えているという。同率8位には一眼レフカメラの「EOS 5D Mark IV」がランクインした。

ニコンの一眼レフカメラ「D850」と「D750」の2機種が同数で6位にランクイン。ニコンのミラーレスカメラは、「Z 6」が12位、「Z 50」が17位に位置している。

本誌:宮本義朗