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マップカメラの6月ランキングは「EOS R6」「EOS RP」が新品部門でワンツー。中古はソニーが1~4位を独占

シュッピン株式会社は7月10日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2021年6月1日~6月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

キヤノン EOS R6

1位:キヤノン EOS R6
2位:キヤノン EOS RP
3位:ソニー α7C
4位:キヤノン EOS R5
5位:ソニー α7S III
6位:リコー RICOH GR III
7位:パナソニック LUMIX GH5II
8位:ソニー α7 III
9位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
10位:ニコン Z 6II

キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R6」が2カ月連続で1位を獲得。続けて、同じくEOS RFマウントの「EOS RP」が2位にランクインした。EOS RPに関しては前月8位から大きく順位を伸ばしており、上位機種のサブカメラとして、またフルサイズミラーレスカメラの入門機として「価格的に俄然お手頃感が出てきました」と同社はコメントしている。なお、上記2機種は先月始まった「Come on! SUMMER 2021 キャッシュバックキャンペーン」の対象機種となっている(キャンペーンは7月26日まで)。このほかキヤノンのカメラは「EOS R5」が、キャンペーンの対象とはなっていないものの4位にランクインしている。

ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7C」が、キヤノン勢に割って入り3位を獲得した。ソニーのカメラはこのほか「α7S III」が5位にランクイン。同社は、動画撮影に向いたカメラがランキングに入ってくる傾向があるとコメントしている。このほか8位には「α7 III」がランクインした。なお、ソニーも現在「αフルサイズ サマープレミアムキャンペーン」を8月1日まで実施中。

6月25日に発売したパナソニックのマイクロフォーサーズカメラ「LUMIX GH5II」が7位を獲得。同社ランキングでパナソニックのカメラがランクインするのは、2020年12月のフルサイズ機「LUMIX S5」以来で、マイクロフォーサーズカメラでは2019年3月の「LUMIX G9 PRO」までさかのぼるという。

富士フイルムの「FUJIFILM X-T4」が9位を獲得。同社ランキングでこれまで好調を維持していた「FUJIFILM X-S10」はランク外の13位で、同社では各種レンズキットの品薄状態が続いているという。

ニコンは10位にミラーレスカメラ「Z 6II」がランクイン。このほか、同じくZシリーズの「Z 5」が11位に、「Z 7II」が15位に位置している。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:ソニー α7R IV
3位:ソニー α7R III
4位:ソニー α7 II
4位:キヤノン EOS 5D Mark III
6位:キヤノン EOS R
7位:ソニー α9
8位:リコー RICOH GR III
9位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
9位:キヤノン EOS RP
9位:キヤノン EOS 6D Mark II

中古ランキングでは1位から4位までをソニーのカメラが独占した。「α7 III」は8カ月連続の1位を獲得。そのあとに「α7R IV」(2位)、「α7R III」(3位)、「α7 II」(4位)と続いた。このほか、7位にも「α9」がランクインしている。

新品ランキングと同様、中古ランキングでもキヤノンのカメラが好調を見せた。一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」が4位を、同じく「EOS 6D Mark II」が9位を獲得。ミラーレスカメラも「EOS R」(6位)と「EOS RP」(9位)の2機種がランクインした。

本誌:宮本義朗