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Map Camera、2021年1月のデジカメ売上ランキングを発表。新品1位は「EOS R6」
2021年2月15日 18:05
シュッピン株式会社は2月15日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2021年1月1日~1月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:キヤノン EOS R6
2位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
3位:ソニー α7C
4位:ソニー α7S III
5位:ニコン Z 6II
6位:キヤノン EOS R5
7位:ニコン Z 7II
8位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
9位:オリンパス OM-D E-M10 Mark III
10位:リコー RICOH GR III
キヤノンの35mm判フルサイズミラーレス機「EOS R6」が1位を獲得。同社は、まとまった数の入荷があったことで販売台数を伸ばせたと説明。しかしながら2月現在ではまた品薄状態となっているという。前月1位を獲得したキヤノン「EOS R5」は6位に後退。同社によれば依然として供給不足が続いているという。
2位には富士フイルムのAPS-Cミラーレス機「FUJIFILM X-S10」がランクイン。小型なボディと手ごろな価格、上位機種に引けを取らないスペックにより評判も上々だという。富士フイルムのカメラはこのほか、「FUJIFILM X-T4」が8位を獲得している。
ソニーの35mm判フルサイズミラーレス機「α7C」が3位を、「α7S III」が4位を獲得した。一方で「α7 III」が今回はランキング外(11位)となった。2年10カ月もの間、継続して10位以内をキープしつづけたモデルで、これまでに首位を11回も獲得していた機種だったという。
5位はニコンの35mm判フルサイズミラーレス機「Z 6II」が獲得。「Z 7II」は7位にランクインした。同社は、従来モデルと比較して基本性能が向上しているだけでなく、SDカード対応のダブルスロットに変更したなど、ユーザーのニーズに応えている点が高評価につながっていると分析している。
10位にはリコーのレンズ一体型カメラ「RICOH GR III」がランクインした。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 III
2位:ニコン D750
3位:ニコン Z 6
4位:ソニー α7 II
5位:キヤノン EOS R
6位:ソニー α6400
7位:富士フイルム FUJIFILM X-T3
8位:オリンパス OM-D E-M1 Mark II
9位:リコー RICOH GR III
10位:ニコン D850
10位:パナソニック LUMIX G9 PRO
ソニーの「α7 III」が中古部門の1位を獲得。新品部門では発売以来初のランク外となったが、同社は、ソニーのキャッシュバックキャンペーンが1月半ばに終了し、新品と中古の価格差が広がったことが影響したと説明している。ソニーのカメラはこのほか「α7 II」が4位に、「α6400」が6位にランクインしている。なお、ソニーはキャッシュバックキャンペーン「αミラーレス スプリングプレミアムキャンペーン」を2月12日から開始。5月9日までに購入した指定のカメラ・レンズ・アクセサリーを対象としている。
ニコンの一眼レフカメラ「D750」が2位を獲得。同カメラは前月9位から大きく順位を上げた。同じくニコンの一眼レフカメラは「D850」が10位を獲得。また、ランク外ではあるものの、「D810」が14位に位置している。ミラーレスカメラは「Z 6」が3位を獲得している。
キヤノンのカメラは、35mm判フルサイズミラーレス機「EOS R」が5位にランクイン。前月4位を獲得した一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」はランク外の12位となった。このほか「EOS 5D Mark III」が15位に、「EOS 7D Mark II」が16位に位置している。
マイクロフォーサーズカメラは、オリンパスの「OM-D E-M1 Mark II」が8位を、パナソニックの「LUMIX G9 PRO」が10位を獲得している。
リコーのレンズ一体型カメラ「RICOH GR III」が9位を獲得した。今月のランキングでは唯一、新品・中古の両部門でランクインした製品となっている。