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「EOS R6」が3カ月連続の新品部門1位を獲得。「Z fc」は僅差で2位に

Map Cameraの7月ランキング 中古部門は一眼レフカメラ3機種がランクイン

シュッピン株式会社は8月13日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2021年7月1日~7月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

キヤノン EOS R6

1位:キヤノン EOS R6
2位:ニコン Z fc
3位:キヤノン EOS RP
4位:キヤノン EOS R5
5位:ニコン Z 6II
6位:富士フイルム X-T4
7位:富士フイルム X-S10
8位:ソニー α7 III
8位:ソニー α7C
10位:ソニー α7S III

キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R6」が3カ月連続で1位を獲得した。先月2位の「EOS RP」は3位に、「EOS R5」は先月と同じく4位にランクイン。ミラーレスカメラボディの好調が続くキヤノンだが、同社ではRFレンズの供給不足が続いているという。

2位にランクインしたのはニコンの「Z fc」。フィルム一眼レフカメラ「ニコンFM2」のデザインをイメージしたモデルで、店頭では中高年層のユーザーから問い合わせや予約が増えているという。また、ボディ単体および16-50mmレンズキットがともに品薄状態となっており、来月のランキングにも影響を及ぼしそうだとコメントしている。同じくニコンのミラーレスカメラ「Z 6II」は5位を獲得している。

富士フイルムのミラーレスカメラ「X-T4」が6位を獲得。供給不足により先月はランク外となっていた「X-S10」が7位を獲得した。なお、同社では依然としてX-S10の品薄状態が続いているという。また、「X-E4」においても同様に品薄状態にあるとしており、今月はランク外の15位となっている。

ソニーは「α7 III」と「α7C」が同8位にランクイン。「α7S III」が10位を獲得している。同社では動画撮影用としてソニー機を購入しているユーザーが増えており、プロやハイアマチュアのユーザーが「α7S III」を、これから動画撮影をはじめようというユーザーが「α7C」を選ぶ傾向にあるという。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:富士フイルム X-S10
3位:ニコン D750
4位:ソニー α7 II
4位:富士フイルム X-T3
4位:キヤノン EOS Rリコー RICOH GR III
7位:ソニー α6400
7位:キヤノン EOS 6D
9位:キヤノン EOS 5D Mark III
10位:ニコン Z 6

中古部門はソニーの「α7 III」が9カ月連続の1位を獲得した。「α7 II」は先月に続き4位にランクイン。このほか「α6400」が7位を獲得している。

新品部門でもランクインした富士フイルムの「X-S10」が2位を獲得。同じく「X-T3」が4位にランクインしている。

ニコンの一眼レフカメラ「D750」が3位にランクイン。このほかキヤノンの「EOS 6D」が7位に、同じく「EOS 5D Mark III」が9位を獲得しており、中古ランキングには計3モデルの一眼レフカメラがランクインした。

本誌:宮本義朗