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ハッセルブラッドの画像処理ソフト「Phocus」がM1搭載Macに対応

Windows版も更新 不具合修正など

画像はVer.3.5リリース時のもの

ハッセルブラッドは2月2日、画像処理ソフトウェア「Phocus」の最新バージョンを公開した。バージョンは3.5.6。。

主な変更点はSoC・M1を搭載したMacへの対応。以前のバージョンでは、Rosettaエミュレーションで互換性を確保していたが、今回のバージョンアップでネイティブサポートへ移行。M1を搭載したMacで最適なパフォーマンスが得られるようになっているという。

なお、同バージョン番号でWindows版も更新されている。各OSでの変更点は以下のとおり。

Mac版

・M1搭載Macに対応した
・macOS Big Sur(非M1搭載Mac)上でのEIZO製モニターのキャリブレーションに対応した
・macOS Big Surで発生するいくつかの外観上の問題を修正した

Windows版

・バージョン3.5.2以降、CCD搭載カメラのライブビュー輝度が正しくなかった問題を修正した
・テザー撮影で接続したカメラ上でのメモリーカード消去に対応した
・他の画像をプリントしようとしても、最初の画像が繰り返しプリントされる現象を修正した

本誌:宮澤孝周