ハッセルブラッド、カメラ連携アプリ「Phocus Mobile 2」がiPhoneに対応

ハッセルブラッドは8月19日、モバイル端末でRAWデータの取り扱いやテザー撮影を利用できるアプリ「Phocus Mobile 2」のiPhone版を公開した。iOS 12以降の機種（一部機能は世代やRAM容量に条件あり）に対応しており、同社のWebサイトより無償でダウンロードができる。

2019年6月にiPad専用としてリリースされた画像編集アプリのiPhone版。同社製ミラーレスカメラ「X1D II 50C」と「907Xスペシャルエディション」、加えて今秋に発売予定の「907X 50C」に対応する。USB Type-CもしくはWi-Fi経由で接続することができる。

同アプリを使用することで、iPhoneの画面でライブビューを使用してのリモートコントロールが可能になる。撮影データの管理もアプリを通してiPhoneで行うことができ、レーティングやカラーラベルの付与、撮影したRAWファイルのインポートや他のデバイスへのエクスポート、JPEGへの変換などにも対応するという。

また、iPad版においては、対応するカメラ「X1D II 50C」、「907X スペシャルエディション」、「907X 50C」のファームウェアを最新バージョン（1.3.0）に更新することで、ライブビュー表示をすることが可能になったとしている。リモート操作でマニュアルフォーカスコントロールが可能になり、露出のシミュレーションや被写界深度のプレビュー、AFエリアのコントロール、フォーカスピーキングなども利用できるという。

対応するカメラのひとつ、X1D II 50C（左）、907Xスペシャルエディション（右）