ニュース

パナソニック、LUMIX Sシリーズ4機種のファームウェアを更新

AF「頭部認識」対応、動画機能追加、新フォトスタイルなど

LUMIX S1H

パナソニックは11月24日、ミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズ4機種の最新ファームウェアを公開した。

各機種の更新内容は次の通り(引用)。なお、LUMIX S1は2021年春頃に、5.9K/C4K内部記録対応、外部レコーダー「NINJA V」(ATOMOS)へのRAW動画出力対応といったファームウェアアップデートも予告されている。

LUMIX S1H(DC-S1H)Ver.2.2

AF性能の向上

・頭部認識に対応し、AFの追従性や認識性能を向上させました。
・V-Log動画撮影時における認識性能を向上させました。
・AFモードを<1点>もしくは<1点+補助>に設定時、人物・動物認識のON/OFFが設定できるようになりました。
・動画記録中の[AF+MF]機能に対応しました。

動画機能追加

・動画の縦撮り表示に対応しました。

その他機能追加

・4K動画ファイルのスマートフォン転送に対応しました。
・フリーアングルモニター回転時の画面反転表示の設定(AUTO/ON/OFF)ができるようになりました。

動作安定性の向上

・コントラストの低いものを撮影した場合、画像が正しく保存できない場合がある不具合を修正しました。

仕様変更に関する詳細は、こちらから取扱説明書をダウンロードください。

LUMIX S1R(DC-S1R)Ver.1.6

AF性能の向上

・頭部認識に対応し、AFの追従性や認識性能を向上させました。
・AFモードを<1点>もしくは<1点+補助>に設定時、人物・動物認識のON/OFFが設定できるようになりました。
・動画記録中の[AF+MF]機能に対応しました。

動画機能追加

・MOV形式による以下の5K(4992x3744)動画記録モードに対応しました。
- 5K30p/25p/24p, 4:2:0 10bit LongGOP, 200Mbps, LPCM
・[フォトスタイル]に[2100ライク(HLG)]を追加し、10bit撮影時のHDR動画撮影に対応しました。
・[輝度レベル設定]機能が10bitに対応しました。
・別売XLRマイクロホンアダプターを使用してハイレゾ音声記録を可能にする[XLRマイクアダプター設定]機能に対応しました。
・HDMI 4K60p/4K50p 4:2:2 10bit出力機能に対応しました。
・[SS/ゲイン操作]機能に対応しました。
・[動画撮影中の赤枠表示]機能に対応しました。
・動画の縦撮り表示に対応しました。

その他機能追加

・4K動画ファイルのスマートフォン転送に対応しました。

仕様変更に関する詳細は、こちらから取扱説明書をダウンロードください。

LUMIX S1(DC-S1)Ver.1.6

AF性能の向上

・頭部認識に対応し、AFの追従性や認識性能を向上させました。
・V-Log動画撮影時における認識性能を向上させました。
・AFモードを<1点>もしくは<1点+補助>に設定時、人物・動物認識のON/OFFが設定できるようになりました。
・動画記録中の[AF+MF]機能に対応しました。

動画機能追加

・[SS/ゲイン操作]機能に対応しました。
・[動画撮影中の赤枠表示]機能に対応しました。
・動画の縦撮り表示に対応しました。

その他機能追加

・4K動画ファイルのスマートフォン転送に対応しました。

仕様変更に関する詳細は、こちらから取扱説明書をダウンロードください。

LUMIX S5(DC-S5)Ver.2.0

AF性能の向上

・V-Log動画撮影時における認識性能を向上させました。
・AFモードを<1点>もしくは<1点+補助>に設定時、人物・動物認識のON/OFFが設定できるようになりました。
・動画記録中の[AF+MF]機能に対応しました。

動画機能追加

・MOV形式による以下のC4K(4096x2160)動画記録モードに対応しました。
  - C4K60p/50p, 4:2:0 8bit LongGOP, 150Mbps, LPCM
  - C4K30p/25p/24p, 4:2:2 10bit LongGOP, 150Mbps, LPCM
  - C4K30p/25p/24p, 4:2:0 8bit LongGOP, 100Mbps, LPCM
・HDMI経由での動画RAWデータ出力に対応しました。
  - [5.9K], [4K], [アナモフィック(4:3) 3.5K]の12bit動画RAWデータのHDMI出力が可能となりました。
  ATOMOS社製HDMIフィールドモニター/レコーダー「NINJA V」を用いてApple ProRes RAW記録が可能です。
* すべての性能を保証するものではありません。
* 「NINJA V」で記録した動画RAWデータの編集には、Apple ProRes RAWに対応したソフトウェアが必要です。
* V-Log/V-Gamutと同じ色合いで動画RAWデータを編集する場合は、下記サポートサイトのLUT(ルックアップテーブル)をご使用ください。

https://panasonic.jp/support/dsc/download/lut/s1h_raw_lut/

・ベクトルスコープ表示に対応しました。
・[マスターペデスタル]機能に対応しました。
・[SS/ゲイン操作]機能に対応しました。

その他機能追加

・[フォトスタイル]に[L.クラシックネオ]および[L.モノクロームS]を追加しました。
・フリーアングルモニター回転時の画面反転表示の設定(AUTO/ON/OFF)ができるようになりました。

動作安定性の向上

・コントラストの低いものを撮影した場合、画像が正しく保存できない場合がある不具合を修正しました。
・ライブビューコンポジット撮影において、光跡が途切れる場合がある不具合を修正しました。
・高速シャッタースピードで撮影時、画像の下部に線状のノイズが出る場合がある不具合を修正しました。

仕様変更に関する詳細は、こちらから取扱説明書をダウンロードください。

LUMIX S5

本誌:鈴木誠