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EOS R5などのデザイン過程を紹介する「人から生まれるカタチ Canon Design」展
スケッチやモックアップを展示 キヤノンデジタルハウス銀座で2021年1月まで
2020年11月13日 18:08
キヤノンデジタルハウス銀座は、キヤノン総合デザインセンターの企画展「人から生まれるカタチ Canon Design」を11月2日から2021年1月23日まで開催している。
ミラーレスカメラ「EOS R5」を中心とした新製品のデザインに焦点をあて、アイデアスケッチや操作性を検討するための簡易モデル、画面デザインに登場するキャラクター、2020年度のグッドデザイン賞で金賞となったシネマカメラ「EOS C500 Mark II」のデザインストーリーなどを展示するという。
また、新コンセプトの製品として登場した「iNSPiC REC」や「PowerShot ZOOM」の試作機なども用意し、会場の展示品はいずれも撮影可能としている。会期中にオンラインによるデザイントークイベントも開催予定。
所在地は東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F。営業は月曜~土曜の10時30分〜18時30分(日・祝日と同社休業日は休館)。
展示内容(以下、キヤノン提供の情報より)
・EOSスライドショー
・EOS R、カメラ製品のデザインフィロソフィーや特徴に関する紹介動画
EOS R5
・製品現物
・デザインスケッチ
・EOS R5グリップ簡易モデル
デザイン形状検討時に3Dプリンターで製作したモック(触ることができます)
・外観部品現物
EOS R5の外観処理を決定する際に検討したサンプルの一部
RF600mm F11 IS STM
・製品現物
・アイデアスケッチ
・簡易モデル:ロックリングのパターンを決定する際に検討した簡易モデルの一部
EOS C500 Mark II
・CINEMA EOS C300/C500スケッチ
デザインイメージを決定する際に書かれたスケッチの一部(背面)
・簡易モデル
ボタン周りの形状を決定する際に検討した簡易モデルの一部
・処理サンプル
塗装色や塗装処理を検討した色見本の一部
・現物サンプル(予定)
PowerShot ZOOM、iNSPiC RECなど新コンセプトカメラ
・現物展示
・デザイン形状検討のモックアップ
・コンセプト映像
UIに登場するキャラクター「トレーシー」の世界観
EOS Kiss X10i、EOS Kiss X10等のUIに使われている「トレーシー」の世界観
・説明映像
・エントリー系カメラのUIに登場するキャラクターの紹介
・画面に登場するキャラクターではあるが立体で細部にわたり検証
・キャラクターの家族構成や友人関係などの設定も検討
キヤノン総合デザインセンターからのメッセージ(引用)
キヤノンデザインは、人々の身体や動作を観察し、私たちはあらゆるキヤノン製品で、使う人のためのデザインを発想してきました。 製品外観に留まらず、デザインの領域が拡大した今も、その思想に変わりはありません。 私たちはこれからも革新に挑みながら「人から生まれるカタチ」を追求していきます。本企画展の美しいビジュアルや現物を見て、 キヤノン製品のデザインを感じ取ってもらえたら幸いです。