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「FUJIFILM X-T3」ファームウェアVer.4.00が10月28日公開

"X-T4と同じAF性能にアップグレード"

富士フイルムは10月15日、ライブ配信「X Summit OMIYA 2020」において、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T3」(2018年9月発売)のファームウェア更新を予告した。

バージョン番号は4.00。内容は「X-T4と同じAF性能へのアップグレード」としており、10月28日にダウンロード可能になるという。

更新内容(プレスリリースより引用)

1.オートフォーカス性能がX-T4同等に

AF処理のシーケンスを最適化する事で、AF速度を0.06秒から、「X-T4」同等の最速0.02秒に向上させました。また、被写体の動きを予測するアルゴリズム改善により、約90%以上のAF合焦率を実現。決定的瞬間を逃しません。

・AFトラッキング性能が約2倍*に向上し。フォーカスエリアポイント枠を狙いたい被写体に合わせて半押しすることで、高精度に被写体を追従し続けることができます。

・顔追従/瞳AF性能が向上。アルゴリズムの刷新により、ライブビュー、連写時の瞳AFの追従性が約2倍*へと大幅に向上。動きのあるポートレート撮影などでも顔、瞳への高い合焦率を誇ります。

・-7EV**の低輝度環境でもAFが駆動し、暗闇に近いような低輝度環境でも高速・高精度な位相差AFを実現しました。

・任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能を新規に搭載することで、よりスムーズなAFが可能になりました。

*ファームウエアバージョン3.30との比較
**「フジノンレンズXF50mmF1.0 R WR」装着時

2.その他

・動画撮影時にもシングルAFのエリアサイズを変更できるようになりました。

・サードパーティーのソフトウェア上でもレーティングを確認する事が可能になり、お気に入りの写真をすぐに判別できるようになりました。

・Jpeg + RAWでの記録画像にレーティングをつけるとJpegだけでなくRAWデータにもレーティングが付与されるようになりました。

FUJIFILM X-T3

本誌:鈴木誠