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「FUJIFILM X-T3」の最新ファームウェアが公開。“AF性能がX-T4同等に”
2020年10月28日 17:22
富士フイルムは10月28日、ミラーレスカメラ「X-T3」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.4.00。
更新内容は、X-T4と同等のAF性能への向上、各種機能の拡充、その他軽微な不具合を修正したとしている。本アップデートは、10月15日のライブ配信「X Summit OMIYA 2020」にて予告されていたもので、このほど予定通りの公開となった。
更新内容は以下の通り(引用)。
Ver.3.30からVer.4.00への変更内容
追加、変更される機能の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide(PDF:400KB)
オートフォーカス性能がX-T4同等に向上
・AF処理シーケンスの最適化によりAF速度を向上。
・被写体の動きを予測するアルゴリズム改善により、AF合焦率を向上。
・AFトラッキング性能が2倍*に向上し、フォーカスエリアポイント枠を狙いたい被写体に合わせて半押しすることで、高精度に被写体を追従。
・アルゴリズムの刷新により、ライブビュー、連写時の顔検出/瞳AFの追従性が約2倍*に向上。
・-7EV:**の低輝度環境でも高速・高精度な位相差AFを実現。
・任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能を新規に搭載。
*ファームウェアバージョン3.30との比較
**「フジノンレンズXF50mmF1.0 R WR」装着時
各種機能の拡充
・動画撮影時(録画前のスタンバイ状態)にもシングルAFのエリアサイズを変更可能になりました。
・「お気に入り」の設定方法が変更になり、カメラ内で付与したレーティング情報をサードパーティーのソフトウェア上でもレーティングを確認する事ができ、お気に入りの写真をすぐに判別できるようになりました。
・AEロック中にフォーカスレバーでフォーカスポイントの位置変更が可能になりました。
・フォーカス設定メニューの「レリーズ優先/フォーカス優先」の「AF-Sモード時の優先」の初期設定(撮影メニューをリセットした状態)がレリーズからフォーカスに変更になりました。