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iPad Proなどに拡張性をプラスする、スタンド型のUSB Type-Cハブ

60WのUSB PDに対応 SDカードスロットも装備

サンワサプライ株式会社は9月10日、スタンド機能を備えたUSB Type-C対応のドッキングハブ「400-HUB088GM」を発売した。同社直販サイト「サンワダイレクト」での販売価格は税込8,980円。

USB Type-C端子を備えるPCまたはタブレット等に接続して、ポートを拡張できるハブ。スタンド一体型のデザインとなっており、台座部分に各種拡張ポートを備えている。ハブはセルフパワー・バスパワーに両対応する。

拡張ポートにはUSB Type-Cポートを2基備えている(背面側は充電専用。右側面が機器接続用で、最大60WのPDに対応)。なお、同社では45W以下のACアダプタを使用する場合はパソコンが充電モードに入らない場合があるとして注意を喚起している。

このほかUSB Type-A(USB3.0)を左側面に2ポート、HDMI Type A(4K 30Hz出力に対応)を1ポート搭載。また、3.5mmのミニジャックとSDおよびmicroSD用のカードスロットをそれぞれ備えている(対応容量は512GBまで)。

外形寸法は約85×123×61mm(折りたたみ時)、約85×92×128mm(設置時)で、重量は約176g。

同社では一例として、iPad Proとの組み合わせを紹介。2018年モデルよりUSB Type-Cポートを採用したiPad Proに、マウスやキーボード(Bluetooth接続にも対応)、USBメモリーを接続できるとしており、このほかSD/microSDカードリーダーとしても利用できると案内している。

本誌:宮澤孝周